忘年会、新年会、歓送迎会シーズン到来!今あらためて知りたい、宴席での失礼のないマナー&豆知識

2015/12/18 16:30

クリスマス前の金曜日ともなれば、全国津々浦々で忘年会が開催され、タクシー業界にとって、今夜は一年で最大のかきいれどき。 なかには「今年いっぱい、まだまだ忘年会などの宴席が目白押し」という人も多いのではないでしょうか。さらに年が明ければ、新年会や歓送迎会などの機会も多いですね。 そこで、今回ご紹介するのはお酒の席でのあれこれ。 上司や先輩だけでなく、目上の友人や親せきの前でも使える、お酒に関するマナーや豆知識をご紹介。 さらりと披露すれば一目置かれるかもしれませんよ!

楽しく、失礼のない、正しいお酒のマナーを心得えておくことも大人の基本です
楽しく、失礼のない、正しいお酒のマナーを心得えておくことも大人の基本です
意外と知らない、宴席における基本マナー お酒の席だからこそ、誰もが楽しい時間を過ごしたいと思っていると思いますが、たとえ上司が「今日は無礼講で!」と言ってくれたとしても、節度ある「ノミ」ニュニケーションを心がけたいものですね。 そこで肝心要となる「乾杯の作法」から「お酒の注ぎ方、注がれ方」を理解しておきましょう。 ■乾杯するとき 両手でグラスを持ち、目上の人のグラスよりも低い位置に自分のグラスをキープし、乾杯に臨みましょう。グラスが同じ高さだと、「あなたと私は対等」と言っているようなもの。作法を知らないばかりに誤解されるのはイヤですよね。 ■ お酒を注ぐとき 相手のグラスが空になったままにしない目配り、気配りも大人のマナー。グラスやおちょこが空になっていたら「お注ぎいたします」「どうぞ」などとひと言かけましょう。ただし、ひと言かけずに飲み物を注ぎ足してしまうと、「次は焼酎にしようと思っていたのに……」と、相手のペースを崩しかねません。 このことから注ぎ足す前に、次に飲むお酒の種類をうかがうのもいいでしょう。このとき、お酒が弱い人や体調がすぐれない人、お酒を飲むペースが遅い人などさまざまなタイプの人がいるので、しつこくすすめないよう注意しましょうね。 次に、お酌の手順も理解しておきましょう。 【ビールのお酌】ビンの中間部分を右手で持ち、左手で軽く添え、手の甲は上にするとよいでしょう。加えて、ビンのラベルが上になっていれば◎。 【日本酒のお酌】左手を添えながら八分目を目安に注ぎます。注ぎ口がない場合は絵柄を上にします。盃をテーブルにつけたまま注ぐのは×です。 ■お酒を注がれるとき ビールや日本酒などを注いでもらうときは片手でグラスを持ち、もう片方の手でグラスの底を支えます。ビールであれば注ぎ初めは相手が注ぎやすいようグラスを少し傾け、半分ほど入ったところで垂直に立てると、泡が美しくたちます。注いでもらったあとは、少しでもよいので口につけるようにしましょう。すぐにテーブルに置くのは失礼にあたります。 ワイングラスはテーブルに置いたまま注いでもらいます。グラスの脚の部分を利き手で持ち、反対の手の指先を底にそえます。また、口当たりがよいからといって、一気に飲み干さないのが基本。あとから急激に酔いがまわることもあるので、適量に見合った飲み方を心がけましょう。
注ぐほうも注がれるほうも両手を添えましょう
注ぐほうも注がれるほうも両手を添えましょう
「へえ」と言われる!? お酒にまつわる豆知識 お酒の席での基本マナーを理解したところで、次は飲み会で「へえ」と言ってもらえそうな豆知識をご紹介。 ■お酒は飲み続けていると強くなる? お酒を飲み続ける機会(アルコールを定期的に摂取)が多いほど、アルコールを分解する酵素が体内で増えるため、ある程度アルコールに強くなるといわれます。でも、体質的にアルコールをまったく受け付けない人は例外ですので、無理は絶対禁物です。 ■お酒に弱い人は、場合によって体に「毒」を取り込んだ状態に 人がアルコールを摂取すると、肝臓内でアセトアルデヒドという分解産物が産生されます。このアセトアルデヒドを無毒な酢酸に分解する力が強い人(お酒に強い人)とは別に、お酒に弱い人の場合、体は「毒」を取り込んだ状態に。つまり、お酒が弱い人にとってアセトアルデヒドは、肝毒性をもった有害物質に変化してしまうのです。 ■ 顔が赤くなる人は健康 ⬅ これは間違った解釈! 古くから「お酒を飲んで顔や体が赤くなる人は、血の巡りがよいので健康」と言われてきましたが、これはまったくの逆なのです。お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人の直接要因は血管の拡張にありますが、アセトアルデヒドが血液中に流れ出すことのダメージは予想以上に大きく、頭痛、吐き気、激しい動悸、脱水、低血糖、発汗、めまい、悪酔いのほか、意識混濁というケースも! このため、飲むほうも、すすめるほうも無理はご法度です。 ■長い歴史の中で、なぜか黄色人種はお酒に弱くなった? 肝臓内でアルコールを分解する時に、有害なアセトアルデヒドを無害な酢酸へと代謝してくれるのが「アルデヒド脱水素酵素(ALDH)」です。理由は解明されていませんが、三大人種(黒人、白人、黄色人種)の中でも、モンゴロイド(蒙古系人種=黄色人種)系は長い歴史のなかで、なぜかお酒に弱い人種に……。日本人が一般的にこの酵素力が弱いとされている話は有名ですね。 ■「アルデヒド脱水素酵素(ALDH)」は3タイプ アルデヒド脱水素酵素は、NN型、ND型、DD型の3つに大別されます。 NN型(活性型)➡たくさんアルコールを飲んでもあまり酔わない酒豪タイプ ND型(不活性型)➡少しなら飲める……という一般的にお酒に弱いタイプ DD型(失活型)➡体質的にアルコールを受けつけない下戸タイプ 例えば、DD型の人がお酒を飲む練習をいくら重ねても、NN型に変化することはありません。これは遺伝的によって決まっているからです。あなたはどの型でしょうか? ■ノンアルコールでも、ときに酔うことも! ノンアルコールというと、アルコールがまったく含まれないビールと思いがちですが、1%未満のアルコールを含むものもノンアルコールとして含まれます。完全にアルコール0%のビールを飲めば影響はないのですが、1%未満のものは、薄めたビールを飲んだ場合と同じ影響があるといえるので、運転を控えている人などは細心の注意が必要です。 アルコールと人体の関係性を理解しておくと、お酌後にグラスを干すことを無理強いする、イッキ飲み……といった無茶もしなくなるでしょう。 何より「無礼講」の場においても、細かいところに気を配れる人は好印象を抱かれますし、仕事とは異なるシーンで、大人のマナーを身につけていれば周囲に一目置かれることは間違いなし。ぜひ、忘年会、新年会、パーティ、歓送迎会で実践してくださいね。
節度をもって飲むこともマナーのひとつ
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