年末年始はクリスマス会・忘年会・新年会などのイベントが目白押し。そんなイベントにも着ていけるおめかし仕様のコートは着用頻度も高いはず。ダウンだったらファー付き、ウールコートだったら、ワンピースやスカートスタイルにも合わせやすいロング丈がお勧めです。


またストールやブーツなどの小物類もこの時期に。コーディネイトの印象をガラッと変えてくれるポイントアイテムは冬の間ずっと重宝しますね。ストールは断然、トレンドのブリティッシュチェックの大判がお勧めです。
赤やグリーンなど明るい色使いが多いのでお顔映りもよくクリスマスのお出かけにもぴったり。
ブーツは裏起毛などのぬくもり感のあるブーツはいかがですか? 真冬限定アイテムなのでお店側も早めに売り切りたい(!?)アイテム。セールになるのも早め、割引率も高そうです。今シーズンは見た目はすっきりシルエットのプレーンブーツなのに実は裏起毛、というタイプなどバリエーションも豊富です。
そして、年明けのセールでは、毎年必ず着るお気に入りアイテムに的を絞るのはいかがでしょう。
例えばお気に入りタートルネックセーターの色違い、どうしても寿命が短い長袖の白シャツなど。
ファストファッション台頭で年ごとに多様化しているセール事情。気軽にオシャレなプチプライスの物がいつでも手に入る反面、皆似たようなファッションになってしまう面も。セールなどを利用してちょっと個性を出したファッションも楽しみたいですね。

年が明けたら、梅春物、クルーズラインをチェック。

ファッション雑誌の12月号1月号あたりでよく見かける「クルーズライン」というフレーズ。
元々は海外の老舗有名ブランドが、年末年始を船旅で暖かなリゾート地に出かけて行く顧客の為に、真冬の時期に夏物をデザインして提供したものだそう。真冬のバカンス先でこぞっていち早く次の春夏シーズンのアイテムを身にまとう世界のセレブ達…うーん、まるで別世界ですが、時を経て、広い意味で年明け早々に店頭に並ぶ春夏物をクルーズラインと呼ぶようになったようです。日本では梅が咲き始めるまだ寒い時期に出る春夏物、「梅春物」という言葉で親しまれてきましたね。
最近このクルーズライン・梅春物にちょっとした変化が出てきているのをご存知ですか。
クルーズライン・梅春物が店頭に並び始めるのは1月から(早いショップは12月から)。冬物セール最盛期ですよね。やはりお得感いっぱいのセールアイテムに目がいってしまうので、メーカーは少しでも春物にも目を向けてもらう為に、実はこの時期発売のアイテムは春本番時期のものより若干プライスを低めに設定している場合があるのです。セール価格のものと迷ってもらえるようにでしょうか。しかも冬の寒い時期から春夏まで着られるアイテムも多いので、これはチェックした方が良さそうですね。
例えば明るい色の薄手のニット、セーターの中にインできるシャツやブラウスなどなど。長い時期コーディネイトに活用できるものばかり。
さぁ12月は、ショッピング計画を立てて、春のワードローブも意識しつつ、お得なセールを上手にかしこく利用しましょう。と言いつつ、セール会場に行くとついついテンションが上がり予定外のアイテムを買ってしまうことも。それもセールの楽しみ方のひとつかもしれません。