2015年も残り1カ月。明日から12月です!
12月といえば、パーティや飲み会が多くなる季節。そんな季節だからこそ、最近話題の飲み屋系横丁について知っておきたいところ。
新宿東口「ゴールデン街」や、上野「アメヤ横丁」などもそうですが、往来の多い通りから一歩路地に迷い込んだ先に、タイムスリップしたかのような景色が広がっていることって多いですよね。
そうした近年の飲み屋系横丁では、若い女性客や来日中の外国人が急増しているそう!
多くの人々が集う、飲み屋系横丁の気になる魅力とは?

居酒屋からスナック、食堂などなど。横丁の種類もいろいろ
居酒屋からスナック、食堂などなど。横丁の種類もいろいろ

全国にある飲み屋系横丁。その魅力とは?

日本には昔ながらの歴史ある横丁もあれば、地元の人しか知らないようなこぢんまりとした横丁、女性客や外国人もウェルカムな観光名所のような横丁など、さまざまな飲み屋街があります。まずはどのような横丁があるのか、主だったものをご紹介しましょう。
北海道函館「函館ひかりの屋台 大門横丁」
函館駅前の繁華街である大門地区の屋台村。きらびやかな通りには居酒屋や焼き鳥、ジンギスカンなどさまざまな店が集結しています。
■東京赤羽「OK横丁」
JR赤羽駅東口から約2分。夕方早々からどこのお店もお客さんで大盛況! 比較的安く、ひとりでも入りやすい店が並ぶ庶民派の飲み屋街です。
■東京大井町「東小路飲食店街」
JR大井町駅東口を出てすぐ、線路沿いに広がるにぎやかな横丁。50~60軒ほどの居酒屋やスナック、食堂が立ち並んでいます。
■大阪新世界「ジャンジャン横丁」
地下鉄動物園駅前から通天閣へと続く商店街。大阪のソウルフードである串カツの名店が多く、観光客や女性客も入りやすい点も魅力。
■名古屋桜山「ボンボンセンター」
老舗喫茶店、ボンボン桜山店の脇の細道を入る、かなりディープな昭和の横丁。赤ちょうちんの灯る居酒屋や、渋くてかっこいいバーもあります。
■長崎本石灰町「思案橋横丁」
旅行雑誌やグルメ雑誌で紹介されている飲食店が多く、地元の名物店、居酒屋、スナックが楽しめます。いつも旅行客と地元住民で活気ある雰囲気。

立ち飲みのメッカ、大井町の東小路
立ち飲みのメッカ、大井町の東小路

再開発等で、姿を消す横町も!

“飲み屋系横丁”でどこも共通していえるのは狭い路地に、小さなお店がずらりと密集しているということ。
そして、旨い料理とお酒があるのはもちろん、個店ならではの温もりあふれるサービスとほかのお客さんとの交流が醍醐味ということです。
しかし、最近では再開発計画により、姿を消す予定の横丁も少なくありません。
葛飾区立石の「呑んべ横丁」や、世田谷区下北沢の「鈴なり横丁」など、若者から年配の方々に親しまれてきた横丁がなくなるは、やはりさみしいものです。

初心者におすすめの、新しめの横丁ってどこ?

再開発によって消えゆく横丁があるいっぽうで、寂れた印象だった場所を横丁にしたことで、再び活性化していったという事例も多くみられます。
じつはこれ、飲食店のプロデュース会社が手がけている横丁なのです。
●東京恵比須「恵比須横丁」
築40年の旧山下ショッピングセンターを改装。場所柄もあり女性が多い。
●神奈川野毛「ヨコハマノスタルジック酒場 ハマ横丁」
2010年にオープン。新しい横町ながら、古き良き横浜の酒場を復活させている点が魅力。
このような横丁は比較的若者や観光客が多く、入りやすいため、横丁初挑戦の方々にもおすすめです。
12月から年末年始にかけて、忘年会や新年会で飲酒の機会が増えますが、二次会、三次会で横丁を利用するのもアリ!美味しいお酒を飲んで、楽しい時間を過ごしてくださいね!

くれぐれも飲みすぎにご注意を!
くれぐれも飲みすぎにご注意を!