今週土曜(9.26)、和歌山県にて開会! “スポーツの秋”の象徴、国民体育大会(国体)とは? 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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今週土曜(9.26)、和歌山県にて開会! “スポーツの秋”の象徴、国民体育大会(国体)とは?

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各都道府県の予選を勝ち抜いたトップ選手が集まります

各都道府県の予選を勝ち抜いたトップ選手が集まります

今年は熊野古道で有名な和歌山県で開催

今年は熊野古道で有名な和歌山県で開催

皆さん、国民体育大会(以下、国体)を観たことはありますか? 知っているけれど、実際観たことがないし、よく知らない……といった人が圧倒的に多いのではないでしょうか?
“スポーツの秋”にふさわしく、この時季に開催される国体。
今年は和歌山県にて「2015 紀の国わかやま国体」の愛称で、9月26日〜10月6日の期間中開催されます。実はこの大会、全国から約100万人の選手が参加するビッグイベント!
そこで、国体とはどんな大会なのか、あらためて探っていきたいと思います。

知っているようで知らない。国体ってどんな大会

国体という名は聞いたことあるけれど、あまりニュースでもやっていないし、有名な選手が出ている印象がない。
そんなイメージをもたれている人が多いのではないでしょうか?
一体、国体とはどんな大会なのか……。あらためて国体の目的を紹介しましょう。
<主な国体の目的>
・国民の間にスポーツを普及
・国民のスポーツ精神を高揚
・国民の健康増進と体力向上
・地方スポーツの振興と地方文化の発展
・国民生活を明るく豊かにすること
こちらの目的は抜粋ですが、詳しくは、紀の国わかやま国体のホームページをご参照ください。
文部科学省はスポーツ立国戦略の基本的な考え方として「する人、観る人、支える人の重視」を掲げています。
スポーツは実際にプレーするだけでなく、観て楽しむ人がいて、裏方で支える人がいて成り立つもの。
国体もこの考え方に則った目的と言えるでしょう。ちなみに今回の和歌山国体では、「4つの基本目標」を掲げています。
1.和歌山を元気にする国体
2.国体を契機としたスポーツの振興
3.活力に満ちたふるさとづくりに寄与する国体
4.和歌山の魅力を全国に発信する国体
毎年、各都道府県持ち回りで開催される国体。国体をきっかけにスポーツを盛り上げ、地域を活性化させようとする活動が各地で開かれる意味となっているのでしょう。

ところで、有名選手は「国体」に出ているの?

今回の国体は正式競技37、特別競技1(高校野球)、公開競技4、デモンストレーション競技27といった数の競技が行われます。各都道府県から選手が集まってきますからその規模は、まさに国内最大です。
でも、有名選手って出ているの? と疑問に思う方もいるでしょう。
そもそもプロリーグが存在する野球は高校野球しか競技として設けられていませんし、サッカーもシーズン真っただ中のため、プロ選手の参加はほぼ不可能。
ただ、競泳は毎年、オリンピック選手も積極的に参加しています。
競泳は本大会とは時期がずれ、早いタイミングで行われますが、8月の世界水泳で金メダルを獲得した渡部香生子選手、瀬戸大也選手らも今大会に参加。若い選手たちにも大きな刺激となったことでしょう。

国体で地域を活性化し、未来の“オリンピアン”を育てる

和歌山国体の4つの基本目標からもわかるように国体を通して地域を活性化させるというのも大事な使命です。
2000年に行われた富山国体では興味深いケースがありました。
地元富山での開催のため強化された成人男子・バスケットボール富山代表チームは見事本大会で優勝。
そして、このチームは国体後も存続。2006ー20007シーズンにプロバスケットボールbjリーグに富山グラウジーズとして参入しました。現在も富山に根づいた貴重なプロスポーツチームとして活躍を見せています。
国体で生まれたチームがプロとしてその地域に根づく……。国体開催で終わりではなく、その後もスポーツと地域が密着する活動を続けていくということはとても意義のあることですね。
国体をきっかけに、スポーツをきっかけに地方の活性化につなげる。
国体が一過性のものではなく、長期的な視野で意義のあるものにすることが今後も大事になってくるでしょう。
国体は観たことないけれど……という方も、未来の“オリンピアン”を探しに行ってみてはいかがでしょうか?


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