エミー賞直前!ネットフリックス日本上陸!2015秋の海外ドラマ事情に迫ります。

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もうテレビドラマの時代は終わり⁉︎好きな時・好きな場所・好きな端末で世界中のドラマを視聴できる時代に。

9月2日、米国からいつでもどこでも映画やドラマなど好きなコンテンツを視聴できる話題のネットフリックスが日本上陸。まだまだ日本向けには成長段階のネットフリックスですがオリジナルドラマ制作、個々へのお勧めコンテンツセレクト等の新しい付加価値を備えた期待のサイト。既存の配信サイトも活気づき、海外ドラマ界の2015年は新視聴方法の普及や新ジャンルのブレイク等エポックメイキングな年になるかもしれませんね。米国ドラマ界のアカデミー賞「エミー賞」の開催も間近、第三次(⁉︎)海外ドラマブームが到来中です。

今や映画を凌駕する勢い、空前の海外ドラマブーム。

「刑事コロンボ」「大草原の小さな家」…筆者と同年代の方なら子供の頃好きだった海外ドラマがすぐに思い出せるのでは。映画よりも身近で親しみがあり家族団らんの主役でした。ドラマと映画の境界線はしっかりと線引きされ映画スターをドラマの中で見かけることはあまりありませんでした。ハッキリと言ってしまうとテレビドラマは映画より格下にみられていた時代でした。時は移り、テレビ以外でもDVDなどで気軽に様々な海外ドラマを楽しめる時代に…。それまで格下とみなされていたドラマが全世界をマーケットに爆発的に普及。映画並みの制作費を掛けても通用するコンテンツに成長しました。映画スターだったキーファー・サザーランド主演の「24」、逆にジョージ・クルーニーは「ER」で人気を博し映画スターに…と映画とドラマの垣根はどんどん無くなっていき、大作映画並みの莫大な制作費を掛けた良質のドラマが次々と制作され大ヒットを連発。「ビバリーヒルズ高校白書」「ER」等が話題になった90年代前半が第一次海外ドラマブーム、「24」「LOST」等が大ヒットした2000年代前半は第二次海外ドラマブームとよく言われています。(明確ではないので解釈は人それぞれですが)
2000年代後半から2010年代になると錚々たる映画監督達も次々とドラマ界に進出。ブライアン・シンガーの「Dr.HOUSE」、リドリー・スコットの「グッド・ワイフ」、マーティン・スコセッシの「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」等々まだまだ書ききれない程。
下記のブロックで触れている「新ジャンルドラマ」のブレイクで今年はすでに第三次海外ドラマブームと言われています。ネットフリックス上陸等で海外ドラマがより身近になれば、間違いなく日本におけるさらなる海外ドラマブームが加速しそうですね。

オバマ大統領も大ファン⁉︎悪漢が大活躍する新ジャンルドラマ。

大統領になる為だだったら法を破る事も厭わず、周りの人間は全て利用するためだけに存在する⁉︎そんな型破りな主人公が最高権力者へと登りつめていく姿を描いた大人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」。主演はアカデミー主演男優賞(1999年)と助演男優賞(1995年)2回の受賞歴がある名優・ケヴィン・スペイシー、制作総指揮を手掛けるのはゴールデングローブ賞監督賞等を受賞している名匠デヴィッド・フィンチャー…これだけでなんとも贅沢な、大人の重厚なドラマを期待してしまいます。実はこのドラマ、上陸したばかりのネットフリックス制作のオリジナルドラマ。スポンサーが存在せず、いわゆる「タブー」がありません。お決まりの勧善懲悪や美男美女達の恋愛ドラマに見飽きた視聴者達が飛びついたのも無理もありません。(もちろん善良なヒーローが活躍するドラマも、美しい男女達が次々と出てくるドラマも楽しいですが)
悪事を働く主人公には感情移入できませんが、自分にはできない型破りな言動や行動で成り上がっていく様は、見ていて痛快で楽しめるのかもしれません。
又、「ブレイキングバッド」(既に数々のエミー賞を受賞済み)というヒット中のドラマはなんと麻薬製造を副業にしている高校の化学教師が主人公のドラマ。この主人公も決して褒められたキャラクターではありませんが、アメリカで実際に起こっている社会問題の暗部を描き、見る者に問いかけてくるような内容のようです。見た後スッキリとはできませんが、今の時代と重なる部分もあり、色々な事を考えさせてくれる新しいジャンルのドラマなのでしょうか。
主人公は善良な人。という常識を覆す「新ジャンルドラマ」、気になりますね。

今年のエミー賞の行方は?

エミー賞は、米国テレビ芸術科学アカデミーが主催するテレビに関連する業績に与えらる賞。
テレビドラマ以外にも様々なジャンルのテレビ番組がノミネートされていますが、今回はドラマがテーマという事で、ドラマ部門のノミネートを。
2015年 第67回エミー賞
ドラマ・シリーズ部門/作品賞ノミネート
「ベター・コール・ソウル」「ダウントン・アビー」「ゲーム・オブ・スローンズ」「HOMELAND」「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「MAD MEN マッドメン」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち」
その他部門・賞も多岐にわたります。各部門の作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞…etc、今やエミー賞は、アカデミー賞顔負けの世界が注目する華やかな一大イベント。今年の開催日は今月20日(現地時間)。まだまだ日本では、中継や受賞結果の報道等は映画賞ほど盛んではありませんが、日本での海外ドラマの視聴環境がアップしていけばもっと盛んになりそうですね。すでに海外ドラマブームに火がついてから毎年開催直後には、雑誌やネットで、エミー賞に集うセレブたちの華やかなファッションも大きく紹介されています。
今年のエミー賞も楽しみです!ご興味がわいてきたら、下の「あわせてチェックしたい」のノミネート一覧、チェックしてみて下さいね。

もう「テレビドラマ」は無くなる⁉︎「ネット配信ドラマ」時代の幕開けです。

上のブロックでも書きましたが、今やネット配信サイトがオリジナルのドラマを制作する時代。テレビドラマとネット配信ドラマ(ここではネット配信会社制作のオリジナルドラマ)、何が違うの?それはスポンサーが存在するか、しないか。テレビドラマ(地上波)は無料で視聴できますが企業スポンサーの資金で制作される為その企業のイメージが損なわれるようなテーマ・描写等はNG、自動的に様々な制約が課せられます。一方、ネット配信ドラマは、スポンサーが存在しないので制約は無し、製作者の自由なテーマ・描写でドラマを制作する事が可能。もちろんつまらないドラマを制作すれば視聴料を支払っている視聴者からソッポを向かれ資金は集まらなくなるというシビアな世界ですが、すでにテレビ界・映画界から自由なテーマで作品を制作したい有能な人材が集まり大人気ドラマが日々制作されています。
「テレビドラマ」時代は近い将来終わる。と大胆な予想している専門家もいる程。地上波・BS・インターネット…又、視聴端末もテレビ・パソコン・タブレット・スマホ…ドラマ戦国時代はもう始まっているかもしれませんね。日本のテレビドラマ界を見てみると…時代劇ドラマは民放地上波では殆ど見かけなくなりました。「チャンネル争い」「お茶の間」も今や死語に。これからドラマが進化していくのは楽しみですが、テレビのスィッチを気軽にオンして、海外ドラマに限らず「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「太陽にほえろ」、はたまたトレンディドラマ等をお茶の間で家族で楽しんできた筆者は、テレビドラマが無くなってしまうのも寂しい気がします。
そんな2015年のドラマ界事情。秋の夜長に話題の海外ドラマ楽しんでみませんか。

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