日本のトイレは世界最先端!外国人観光客が絶賛するハイテク空間

2015/05/22 19:00

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、訪日外国人旅行者「2000万人達成」の目標を掲げる日本政府観光局(JNTO)によると、14年に日本を訪れた外国人観光客は1341万人を超え、2年連続で過去最高を更新! 外国人が観光のかたわら「アッ!」と驚く日本文化に、自動販売機やカラオケボックス、カプセルホテルなどが挙げられますが、なかでもカルチャーショックを受けるのが日本の多機能トイレだとか。 ハリウッドスターも魅了した日本のトイレ事情に迫ります。

日本人には当たり前のトイレ機能も、外国人には驚きの連続のようです
日本人には当たり前のトイレ機能も、外国人には驚きの連続のようです
あのハリウッドスターも、ウォシュレットの虜に! 1980年、TOTOが温水便座の初号機を発売してから、ノズル洗浄機能、脱臭機能、リモコン機能、便座と蓋の自動開閉機能など、技術の進化に伴い、日本のトイレ市場は拡大の一途をたどってきました。そうした視点であらためてトイレの中を見まわしてみると、あの狭い空間は、日本の最新技術と日本のおもてなし精神がコラボレーションした、最も日本らしいスペースといっても過言ではありません。 アーティストのマドンナが来日した際、「日本に来たことを実感した瞬間は?」との質問に、「温かいシートが恋しかったわ」と答えたのは有名なエピソードです。以来、俳優のレオナルド・ディカプリオやウィル・スミスなども、TOTOの最高級ウォシュレットを絶賛。日本からトイレを持ち帰り、自宅に設置するほどの惚れ込みようだったといいます。 ハリウッドスターまでも虜にした日本製のウォシュレットですが、最近でアジア圏から訪れた観光客による、まとめ買いならぬ“爆買い”も大きく報道されていますよね。 それ以外にも日本企業に勤める東欧出身の青年が、親孝行を兼ねて帰省時にウォシュレットを実家に持ち帰ったという心温まる逸話も。この青年の場合、帰宅後すぐに地元の水道業者に設置を依頼したものの、部品の規格違いから使用できるまで丸一日を費やしたそう。設置完了後は親族、隣近所の人が代わる代わるトイレを使いに訪問! トイレは大盛況(⁉)だったそう。 ハリウッドスターにしても、アジア圏の観光客にしても、自国では開発・製造できないきめこまやかな技術はもちろん、美しいデザイン性、掃除がラクな材質、そして何より、ホッと一息つける「リフレッシュ空間」の演出、リモコン操作で「節水」につながる環境配慮が購入の決め手になったよう。 ウォッシュレットを開発した男性技術者の苦労は並大抵ではなかったよう ちなみに、世界初となるウォシュレット開発に取り組んだ男性技術者の苦労は並大抵ではなかったよう。 開発担当者は、まず職場の男性・女性に以下のような質問を投げかけたといいます。 ●排泄時に下着を下ろす位置は、太もも? ヒザ? 足首? ●便座に座ったときの肛門の位置は? ●肛門からビデまでの距離は? ●どれくらいの水量・水力だとすっきり感を感じる? こうした質問をもとにミリ単位でデータを数値化。さらに、肛門・ビデの洗浄角度を調整していく過程では、職場の人にモニターになってもらい、意見を集約しながら試行錯誤を繰り返したといいます。何より、最初にビデに関する変態(⁉)まがいともとられかねない質問をした際は、職場の女性陣からかなり白い目で見られたそう。今となって笑い話ですが、開発者の「トイレを科学する」執念には脱帽ですね。 こうしたエピソードをもとにしたウォシュレット開発ドキュメンタリーは、これまで多くの著作物やテレビ番組で取り上げられていますが、外国人が思わず声を上げてしまう絶妙な洗浄技術には、日本人の飽くなき探求心と、世界に冠たるおもてなしの心意気があってこそ実現した、といえるでしょう。 進化を遂げる日本の多機能トイレ 最近では、ハイテクな多機能トイレに驚いた外国人観光客が、ホテルや商業施設内のトイレを写真撮影する姿も見られ、観光スポットさながらの光景が繰り広げられています。 驚き① ウォシュレット(TOTOの登録商標) 他社製品も含めると、一般家庭での普及率が70%(※1)を超えた温水洗浄便座。 日本ではもうおなじみの機能ですが、海外では普及率が低いため、座ったまま温水洗浄できるトイレを初めて使用した外国人からは、「ワンダフル!」「アンビリバボー!」と、トイレの個室から歓声が上がるほど絶賛。 ※1 内閣府消費動向調査 驚き② 音姫(TOTOの登録商標) 排泄中の「音」に敏感な、日本人女性の心理に配慮したトイレ用擬音装置。節水意識の高まりとともに、いまや女性トイレの必需品に。便座に腰掛けた瞬間から自動的に流水音が流れる仕組みに「何? この音は?」と驚く外国人が多いのだそう。 驚き③ フルオート便座 トイレに入っただけで便座が自動的に開いてビックリ! さらに、便器から離れたら便座が閉まってまたビックリ! ある外国人は便座の後ろに人が隠れているのではないかと思い、壁に向かって「Anybody there?(誰かいるの?)」と声をかけたという逸話も。実際にウォシュレットを備えたメカニックな日本式トイレは、米ニュースサイト「Slate」で紹介され話題に。 驚き④ 子どもにも快適なトイレ環境 子どもの身長に合わせたキッズトイレの設置や、乳児や幼児を座らせられるキッズチェア、衣服を着せ替えるときに足下が汚れずに立てるフィッティングボードなど、子育て世代をサポートする設備も充実。 公共トイレをキレイに使おう! 有名観光スポットはもちろん、ちょっとした路地や街角で多くの外国人観光客を見かけるようになった昨今。さらに、5年後の東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、ますますその数は増えることが見込まれます。 毎日利用するからこそ、快適に過ごしてほしい……。 日本人ならではのきめこまやかさは、意外にもトイレから発信されているケースも多いようなので、私たちも駅や公園、サービスエリア、テーマパーク、百貨店などの公共トイレを使用する際は、日本人として誇りを胸に、ぜひキレイに使いたいものですね。 参照:やっぱり日本のトイレは世界一すごい! 外国人が感動する14のポイント(リンク先参照)

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