眠っている小型家電が地球を救う! 埋もれた「都市鉱山」を発掘しよう! 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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眠っている小型家電が地球を救う! 埋もれた「都市鉱山」を発掘しよう!

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古い携帯電話はコレクションせずに、ぜひ回収に協力しましょう!

古い携帯電話はコレクションせずに、ぜひ回収に協力しましょう!

このマークがついていれば安心して引き渡せます。

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春は出会いと別れの季節。
転勤や入学などで引越しをする人も多いこの時期、どうしても出てしまうのがゴミです。
家具や家電を買い変えたら古いものはいりませんし、ずっと使ってないものは……当然不用品ですよね。
使えるから捨てない。でも、使わない。そんな小型家電が家の中に眠っていませんか?
小型家電はゴミではなく、実は資源の宝庫!
それはいったいどういうこと? 地球のためにできることです。ちょっと耳を傾けてくれませんか。

日本に「都市鉱山」があるってほんと?

突然ですが、「都市鉱山」をご存知でしょうか?
実はこれ、都市部に眠っている使用済みの家電の多さを物語っています。
環境省によると、年間で廃棄される小型家電は約65.1万トンと推定され、その中には「ベースメタル」である鉄や銅、金、銀、さらに「レアメタル」と言われる希少金属などの鉱物が約27.9万トン含まれていて、金額にすると、なんと約844億円に上るそう!
もったいない! びっくりの数字ですね。
そこで、このような「都市鉱山」に埋もれていた「レアメタル」などの資源を、リサイクルで有効に活用しようと、平成25年4月から施行されたのが「小型家電リサイクル法」です。
リサイクルにより、有用金属が回収されて資源化されるだけでなく、鉛などの有害物質を適正に処理することができる上、廃棄物の量が削減されるのでごみの埋め立て場所が空くという利点もあるのだそう。

私たちは何をどうすればいいの?

リサイクル対象となる小型家電は、大まかに言うとテレビ・エアコン・冷蔵庫や冷凍庫・洗濯機や乾燥機の4品目以外のほぼすべての家電ですが、注意しなければならないのは、市区町村によって違いがあるということ。資源の再利用は義務ではなく促進のため、自治体によって回収対象品目や回収方法などが異なるのです。
スーパーや公共施設に「回収ボックス」を設けたり、ゴミの収集ステーションに「回収コンテナ」を置いて回収する方法や、期間限定での「イベント回収」、燃えないゴミとして出された中からリサイクルセンターで「ピックアップ回収」するなど、いろいろなやり方があります。
施行から2年になる現在では、有用金属の含有率が高い携帯電話をはじめ、デジカメやACアダプターなどを対象とした回収が多いようです。
引っ越した場合はその市町村の回収方法を確認してみてくださいね。

私たちの地球を守るために大切なこと

もうひとつ大切なことは、「無許可の不用品回収業者に渡さない」、ということです。
チラシを配布したり、軽トラックで戸別回収している業者がよくいますよね?
そのほとんどは、一般廃棄物収集運搬業の許可を受けておらず、廃棄物処理法に抵触するものです。
家電製品には鉛やフロンガスをはじめとした有害物質を含むものが少なくないので、無許可の業者が危険な廃棄処分をする恐れがあります。それはやがて、大地や海を汚染したり、私たちの生活を脅かす一因になる可能性もないとは言えません。
正当な認定事業者を見分けるコツは、下記の「小型家電認定事業者マーク」が回収車両などに表示されていること。このマークがついた環境省認定の業者に引き渡すようにしましょう。ちなみに、携帯電話は、販売店でも回収しています。SDカードを抜き取り、個人情報などのデータを必ず削除してから、目の前で破砕してもらうようにすると安心です。
パソコンについては、3R(リデュース・リユース・リサイクル)でもお馴染みの「資源有効利用促進法」によって、パソコンメーカーの回収・リサイクルが義務付けられています。「PCリサイクルマーク」がついたパソコンならメーカーが無償で対応してくれますので、チェックしてみましょう。

歴代の携帯電話をストックしている人はぜひリサイクルへ!
地球を守るために私たちができること。少しずつでも協力できるといいですね。


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