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二十四節気「春分(しゅんぶん)」…春極まる頃の過ごし方

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2015年3月21日は、二十四節気「春分(しゅんぶん)」です。彼岸(ひがん)の中日(ちゅうにち)であるとともに、とても大きな季節の節目です。『暑さ寒さも彼岸まで』ということわざにあるように、彼岸の頃になると季節は急に足早になります。歳時記とつながりの深い『五行陰陽(ごぎょういんよう)と養生(ようじょう)』についてお話しましょう。

春は「伸び伸び&デトックス」の季節

立春から立夏のちょうど真ん中に位置するのが「春分」です。天文的に言うと、太陽が春分点に達して昼夜がほぼ等しくなる日*1となります。まさに、春極まる頃と言えます。
二十四節気は、五行・陰陽の思想と切り離すことができないのですが、この時期は五行思想からみると、「木火土金水」の「木」に属します。キーワードは『青・春・風・東・肝・怒・酸・生』です。*2
このキーワードにはそれぞれ意味があり、季節の養生(ようじょう)と深い関連があります。キーワード「生」とは、命が新たに生まれることを意味しますが、春の芽吹きは一種の「デトックス」であると考えます。
冬の間に培った物すべてが芽吹くので、その中には良いものだけでなく、悪いものも心身から溢れてきます。「木の芽時は体調を崩しやすい」と言いますが、それはこのような意味があるのですね。体の不調だけでなく、心からも溜め込んだ想いがあふれ出ますから、できるだけ「伸び伸び」とゆるやかな気持ちで過ごすことが大切になります。
*1 角川・俳句歳時記 「春」より
*2 関連リンクサイト「五行陰陽セラピーサロン」より

古くから親しまれてきた「漢方(かんぽう)」…季節のお茶で取り入れる

ゆったり、伸び伸び過ごすことが難しい場合、「漢方(かんぽう)」に頼ってみるという方法もあります。
「漢方」という言葉、実は日本語だということをご存知ですか?西洋医学を「蘭方(らんぽう)」と言うのにたいし、東洋医学を「漢方」と言うようになったそうです。そして、漢方の大きな特徴は「未病(みぎょう)」=病になる前の状態、に対応しているということです。ちょっと調子が悪いんだけれど…ということは、年齢や、環境、季節の節目によくありますね。しっかりと西洋医学で病気になっていないことを確認した上で、未病の状態と判断されたら、生活に「養生」を取り入れるのも一つの手段です。
一番取り入れやすいのは、お茶ではないでしょうか。この時期のキーワードのひとつ「風」は、風邪(ふうじゃ)=風の邪気を意味しています。この邪気は皮膚から侵入し、春は上半身に風邪の影響で症状が出やすいのです。そんな時は、菊花・ミント・ハブ茶のブレンドティーを頂くことで上半身のデトックスを促しましょう。菊は上半身のデトックスに合いますし、ミントは鼻と喉の通りがすっきりしますね。また、見た目も、菊の黄色とミントの緑が目に鮮やかですっきりした香りが嬉しく、スーパーなどで材料を仕入れやすいことも取り入れやすいですね。

心をゆったり…お墓参りもぜひ忘れずに

伸び伸び、ゆったり過ごすことができたら、「お墓参り」も忘れずに…。私たちは先祖なくしては生まれてこなかったのですから、これからの毎日を心穏やかに過ごすためにもぜひ、家族でまたは一人旅気分で、花と線香を手に墓参に行きましょう。
お墓に水を差し上げて、花を飾り、線香に火をつけて手を合わせる。不思議と、この動作をすると心が落ち着くものです。そして、自宅にお仏壇がある方(写真だけの方も)、牡丹餅(ぼたもち)をお供えして、しっかり召し上がってください。仏様はお彼岸の間みなさんのそばにいます。家族団らんにも加わってくれているはずです。
春極まるこの時期、体も心も元気でいるために…養生とご供養を大切にすることで季節を慈しみませんか。
一句【ふうわりと墓参の道の石鹸玉】(ふうわりとぼさんのみちのしゃぼんだま) 柊花

参考文献・リンクサイト
黄帝内経
養命酒酒造サイト(リンク参照)
薬膳アドバイザーサイト(リンク参照)


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