冷たい空気にさらされて、気がつくとお肌はカサカサ。そんな真冬の乾燥にはココナッツオイルがとても効く!と評判です。そこで、ココナッツの専門ブランド『ココウェル』さんがフィリピン大使館で開催した「ココナッツセミナー」に参加、さっそく効果を試してみました。

赤ちゃんの肌から口の中まで、万能オイルで全身ケア

日本では夏のサンオイルとして知られるココナッツオイルですが、熱帯地方では古くから、季節を問わず万能薬として家族皆のケアに常備されているそうです。フィリピンでは国をあげて育成していて、なんと「ココナッツ庁」があるんですよ!
ピュアなバージンココナッツオイルは、家族皆の全身ケアに使えます。
瓶の中で白く固まっていても、スプーン等ですくって手にとればすーっと溶けて、透明に。そのまま乳液がわりに顔に塗れば、微細な分子がお肌に浸透して超しっとり! ベタつかないので朝のメイク前にも使用できます。乾燥が気になるひじ・ひざ・かかとにも。マッサージオイルとしてエステサロンでも利用されているそうです。
ベビーマッサージに使えば、甘い香りで赤ちゃんもママもリラックス。なめても安心ですね。夏には虫除けの効果もあるそうです。
痛んだ髪のケアには、ドライヤー前に薄く髪全体にのばします。すごい保湿力なので、つけすぎないよう少しずつ毛先からもみ込むようにします。シャンプー前の地肌につけてマッサージしてもOKです。
オイルプリング(うがい)も注目されています。スプーン1杯を15分くらい、マウスウォッシュの要領で。口臭予防ばかりか、歯もピカピカになりますよ。

食べてダイエット、アンチエイジング効果も

ココナッツオイルは、劣化しにくいので無添加製品が多いのも特長です。
中鎖脂肪酸が豊富で、直接肝臓に運ばれてエネルギーとして分解されるため中性脂肪として貯まりにくく、ダイエットに最適! また肝臓で分解される際に発生する「ケトン体」が脳の活性化を促進し、アルツハイマーに効果があるといわれています。
初めて買ったら、まずはパンにつけてみることをお勧めします。お好みで塩を少々振ったりココナッツシュガーやハチミツを混ぜても。また手作りマヨネーズや炒め物等、料理油として広く利用できます。
会場では、ココナッツオイルを使用したメニューがたくさん紹介されました。
揚げ物は冷めてもサクッとした食感です。衣にココナッツファイバーを混ぜると、繊維質が加わりさらにヘルシーに。ポタージュやニョッキは、特有の甘い香りがしました。ココナッツの風味になじみのない人は、カレーやスパイシーサラダのような南国系の料理からトライすると、抵抗なく取り入れられるのではないでしょうか。

アレルギーの人に華やかなケーキを

ココナッツフレーバーのスイーツは、日本でもすっかりおなじみですね。
会場で紹介されたスイーツのお店では、小麦・卵・牛乳・大豆・白砂糖を一切使わず、全ての油分にココナッツオイルを使用しているそうです。熱に強く酸化しにくく、甘い風味とコクをもつココナッツオイルは、ココナッツシュガーやココナッツフレーク等との組み合わせにより無限の可能性がありそう!ホイップクリームにも豆乳ではなくココナッツクリームを使っています。
砂糖を入れないチョコレートなら、糖質制限の人も食べることができますね。ほんのり大人の苦みで、健康が気になる男性へのプレゼントにも喜ばれそうです。
アレルギー用のお菓子というと、茶色っぽい地味なイメージですが、その常識を覆すカラフルさ。言われなければ気づかないほど、普通のおしゃれスイーツなんです。アレルギーのため華やかなケーキを食べたことのないお子さんも、誕生日やクリスマスに安心してお祝いのケーキが楽しめますね。

バージンココナッツオイル、自然のやさしさがいっぱいでした!