肉厚で甘い!! 「寒じめちぢみほうれん草」、今が食べごろです 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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肉厚で甘い!! 「寒じめちぢみほうれん草」、今が食べごろです

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一見すると「これがほうれん草?」、でも、とってもおいしいんです

一見すると「これがほうれん草?」、でも、とってもおいしいんです

最近、スーパーでよく目にする「寒じめちぢみほうれん草」。葉脈がしっかり見えていて、肉厚、色は濃いグリーン。いつも見るほうれん草とは全然違いますよね。このほうれん草、見た目は「ムムム?」といった感じですが、実は、とっても甘くておいしいんです!!

寒さや霜にふれさせる「寒じめ栽培」、葉は地面を這うように伸びる

普通のほうれん草は、ハウスやトンネルで栽培され、温度を下げないような方法がとられます。一方、「寒じめ栽培」のほうれん草は路地で栽培され、一定期間、あえて冬の寒さや霜にさらされて生育します。
ほうれん草は寒さにさらされると、凍結しないように自分の身を守ろうと、葉の表面積を縮めて、しかも肉厚になります。葉は、普通のほうれん草のようにピンと立つのではなく、上の写真のように、少しでも多く日光に当たろうと横に広がるので、地面に張りつくような姿になるのです。

雪が積もらないけど、そこそこ寒い地方で栽培

1月17日にご紹介した「越冬野菜」(http://www.tenki.jp/suppl/romisan/2015/01/17/451.html)は、野菜を雪の下に埋めて、おいしくさせる方法ですが、寒じめほうれん草は雪が積もるような寒さでは、寒すぎてしおれてしまします。雪が少なく、しかも、そこそこ寒い地方が栽培に向いています。
1月~3月は、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県などで栽培されています。また、11月~12月上旬は、北海道や青森県などで、雪が積もる前に作られています。

自らの水分を減らして糖度が増す。甘さは果実並み!!

ちぢみほうれん草は、自分が凍らないように、自身の身を守ろうと水分を減らして成長します。そして、水分とは逆に糖分を蓄えていくので、甘みが増すのです。その糖度は高いもので10以上。これは柑橘系のくだもの並みです。ある農家のちぢみほうれん草は、糖度が12以上もあるので、洋菓子店に出荷され、スイーツに利用されています。
寒じめのほうれん草は、糖度が命です。JAによっては糖度をチェックし、一定の甘みに満たないものは市場に出さない、というところもあります。糖度10以上のほうれん草、いったいそのお味は…。

ビタミンCは夏場の3倍!! アクが少ないので生でもバリバリいける

ちぢみほうれん草は、見た目は葉が肉厚で、茎や根が太く、色は濃いグリーンです。こんな「大柄」なほうれん草、アクが強くて固そう…と思われがちですが、食べてみるとビックリ。アクがなく、とっても甘い!! さらに、ほうれん草特有の苦味やえぐみがないかわりに、ほうれん草らしい味が強く感じられます。ほうれん草が苦手な人でも、食べられそうです。
一番おいしさがわかるのは、生で食べるサラダ。パリパリ、ジューシーなので、バルサミコ酢と塩とオリーブオイルだけで、バリバリ食べられます。また、ザクザクに切って、ベーコンといっしょにサッとバターで炒めても美味!!
さらに、ほうれん草は寒じめにすると、栄養分も増えます。ビタミンCは、夏場のものと比べると、実に3倍!! ビタミンEやβカロチンの濃度も高くなります。
味よし、食感よし、栄養よし。この時期しか食べられないちぢみほうれん草。見ためで遠慮していた方、早速今夜のおかずにしてみてはいかがでしょうか。


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