1~3月に“旬”を迎える納豆には、こんな驚きの食べ方も!

2015/01/06 19:00

新しい年が始まって早いもので、明日でもう1週間ですね。 皆さんのご家庭の食卓はお正月気分も抜けて、もうすっかり日常に戻っている頃だと思われますので、このタイミングに日本人のご飯のお供である定番「納豆」について調べてみました。 納豆は1年を通して店頭に並ぶため、「旬ってあるの?」と思うかもしれませんが、実は冬のこれからの時季(1~3月頃)が一番美味しい“旬”といわれています。 今回は納豆にまつわる豆知識とともに、ちょっと驚きの「魯山人の納豆」をご紹介します。

1~3月頃に“旬”を迎える、おなじみの納豆
1~3月頃に“旬”を迎える、おなじみの納豆
なぜ冬が納豆の旬なの? 納豆の旬は、原料である大豆の収穫時期と深く関係しています。 大豆の収穫時期は11~12月初旬頃。収穫後に貯蔵された大豆の新豆は、年を越すと余分な水分が飛んでほどよく身が引き締まり、旨みもギュッと凝縮されます。 そのため、1~3月頃に加工された納豆は、新豆ならではのふっくら感と甘味があって、とても美味しい(=旬)というわけです。 納豆は夕食に食べたほうがいい? 納豆に含まれるナットーキナーゼには、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となる“血栓”を溶かす作用があるといわれています。このナットーキナーゼは、食べてから約2時間後に働き始め、その作用が8~10時間ほど続きます。 心筋梗塞や脳梗塞は明け方などの時間帯に発症しやすいため、血栓予防のためには夕食の時間帯に食べたほうが、より効果的といえそうです。 ただし、ナットーキナーゼは70℃以上で活力が失われてしまうため、加熱しない調理法で食べるのがオススメです。 美食家・魯山人が提唱する、驚きの「納豆の食べ方」とは? 納豆はネバネバした白い糸が十分ひくまでしっかりかき混ぜると、旨み成分のグルタミン酸が活性化して美味しさがアップします。その究極の方法ともいえるのが「魯山人の納豆」です。 大正・昭和を代表する陶芸家・美食家である北大路魯山人は、著書『春夏秋冬料理王国』(筑摩書房)の中で、納豆を美味しく食するポイントは「よく練ること」と記しています。 その手順とは―― 1・まずは何も加えずに、2本の箸で納豆を300回ほど練り上げる 2・醤油を数滴ずつ落としながら、さらに100回ほど練る 3・糸の姿がなくなってドロドロになったら、カラシを加えて撹拌する 4・好みでネギのみじん切りを加える なんと、納豆がドロドロになるまで約400回も練り上げるとは……。さすが美食にこだわる魯山人。 実際にこの手順で作って食べてみると、トロ~リ&クリーミーな口当たりと、コクの深い優しい滋味に「これが納豆なの!?」と驚くはず。ちょっと根気のいる作業ですが、手間をかけるだけの価値は大ですよ! その他、同書で納豆をお茶漬けにして食べるレシピも紹介している魯山人。温かいご飯の上に練った納豆と塩昆布・梅干し・薬味を乗せ、醤油を少々垂らしてお茶をかければ完成。こちらもぜひお試しあれ。 旬の時期を迎えて、ますます美味しい納豆。 できれば「夕食に食べる」こと。そして、魯山人も提唱するように「しっかりかき混ぜる」のがポイントといえそうです。旨みたっぷりのネバネバパワーで、寒い季節を元気に乗り切ってくださいね!

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