初日の出参り、初詣といった行事はもちろん、お年玉をたくさんもらった子どもさんと、元日から営業している複合型大型ショッピングセンターや家電量販店に行く人も多いのでは?
でも、歳神様をお迎えする一年の始まりは、気持ちのよい快晴で迎えたいですし、元日に雨が降ってしまっては、せっかくのお正月も台なしですよね。
実は「元日の東京は晴れ」という確率がかなり高いというデータをご存じでしたか?
晴れの元日にぜひ行きたい、東京の名物スポットをご紹介します。

2015年の元日も快晴だといいですね!
2015年の元日も快晴だといいですね!

元日の東京は、高確率で晴れ!

東京在住者であれば「そういえば……」と感じる人も多いと思いますが、元日の東京は毎年晴天のイメージがありませんか?
1981~2010年までの統計によると、1月1日の東京の「晴れ」はなんと86.7%という高確率(東京管区気象台HPより)。
365日を通してみても、これはかなり高い数字といえます。つまり、お正月に出かけるなら東京がオススメなんです。

高層階から拝む初日の出スポット

年始の行事といえば「初日の出」を拝む!
晴れの正月にぴったりの「初日の出参り」は、東京のシンボル・都庁の展望室(地上202m)から見ることができます。ただし、展望室に入れるのは抽選で受かった人のみ。毎年ネットで応募を受け付けているので、2015年の元日に展望室に行けなかった人は、2016年に向けてぜひ応募してみては(同じく東京スカイツリー&東京タワーから見る初日の出特別イベントもインターネット抽選販売限定)。
また、高級ホテルでの年越しも東京ならでは。
高層ホテルの場合、初日の出を見られるサービスの他、宿泊者に年越しそばや枡酒など、各ホテルでは様々なお正月らしい趣向を凝らしているので、優雅に三が日を過ごしたい人はすぐにネットでチェックを!

約300万人が参拝する明治神宮

東京での初詣といえば、参拝者の多さで毎年ランキングのトップに入る明治神宮が有名です。
三が日で約313万人(2013年実績)が参拝に訪れるその混雑ぶりから、一度も行ったことがない人には少々ハードルが高めかもしれませんが、パワースポットとしても昨今注目される場所だけに、ぜひ一度は行きたいものですね。
そんな明治神宮の最寄駅は原宿駅ですが、外回り電車側には普段使われない「臨時ホーム」があることをご存じでしたか?
この臨時ホームはお正月の三が日のみ開放される幻のホーム。
外回り電車に乗るとこのホームを利用できるので、明治神宮の初詣の際にはぜひ利用してみましょう。
ちなみに、内回り線路側にある屋根つきの上品な趣きのホームは、天皇陛下専用「宮廷ホーム」。こちらは三が日であっても使用することはできませんのでご注意を。

元日から営業するデパート、家電量販店

一般的に、これまでデパートでは1月2日から初売りを開始するケースが多かったのですが、最近では元日から営業するところも増え、福袋を購入する人たちの姿を年の初めのニュースでよく見かけますね。
同じく六本木ヒルズや渋谷パルコなどでも熾烈な福袋の争奪戦が繰り広げられる一方、元日から営業している家電量販店では、お年玉をたくさんもらった子どもと一緒に買い物に訪れる家族で賑賑わっています。
いずれも晴れの日なら両手いっぱいに荷物を抱えても心配がないため、各店の目玉イベントである初売りを楽しみ、笑顔いっぱいの年の始めを過ごしたいもの。
2015年の元日が晴れることを願って、ぜひ皆さんも元日の青空を眺めに東京に足を運んでみては。