これまで、ちょっとした外出時にマスクで素顔を隠す女性はいましたが、最近のマスク事情はどうやら大きな進化(⁉)を遂げているといえます。~伊達マスクをする理由 その2~  立派なファッションアイテム 「マスクは白」が、これまでの日本人の常識でしたが、最近ではデザインやカラーに凝ったマスクも数多く発売されています。

某バラエティ番組で、人気若手俳優が発言した「外出時は顔を隠すために黒いマスクをしている」の言葉の影響かどうかは定かではありませんが、若い人をターゲットに、ファッションアイテムとしての伊達マスクが数多く出まわっています。
事実、雑貨量販店のマスクコーナーで「白いマスクは病気な感じがするし、カワイクないからつけない」と話してくれた20代前半の女性の発言通り、男性には黒いマスク、女性には柄物やピンクのマスクが飛ぶように売れているとのこと。

どうやら若い世代にとってのマスクは、立派なファッションアイテムになっているようです。~伊達マスクをする理由 その3~  表情を読まれたくない対人恐怖症の人も目元を強調させるため、あるいはファッションアイテムとして伊達マスクを活用する女性がいる一方、日常的に伊達マスクを外さない20代の男性に理由を聞いてみたところ、
「顔のコンプレックスを隠したいから」「対人緊張が強いので顔を出したくない」「自分に自信がない」といった回答が。中には「(マスクを)完全に外すのは飯、風呂、寝るときだけ」と言ってのける“つわもの”もいるほどです。

その他、男女を問わず「恥ずかしいから」「相手に表情を読まれたくない」「顔がコンプレックスだから」「人と話すのが面倒くさい」「妄想などでニヤついてもバレない」「マスクをしているほうが逆に話しやすい」といった理由から、マスクを手放せない“マスク依存症”も増えてきていると言います。

とはいえ、商談や冠婚葬祭といった場面でのマスク着用は避けるべきですし、「TPOに応じて外すべき場面ではマスクを外す」という大人のマナーを身につけたいもの。

いまや、冬の乾燥している時季を乗り切る体調管理グッズとしてだけでなく、ファッションアイテムとしても若い世代に活用されている“伊達マスク”。
あなたは、“伊達マスク”&“マスク依存症”についてどう考えますか?