ダイエットのためには、夜の過ごし方、質のよい睡眠が大切 ※写真はイメージです
ダイエットのためには、夜の過ごし方、質のよい睡眠が大切 ※写真はイメージです

 服装も心も軽やかになる初夏に向けて、無駄な脂肪は落として体も軽やかになりませんか?今回の特集は、年齢と共にやせにくくなったという人は必見です。メディアでも活躍中の話題のアンチエイジングドクター、日比野佐和子先生が今も実践している習慣を取り入れて、キレイと健康のどちらも手に入れましょう!前編の朝の習慣に続き、後編では日比野先生の昼の習慣、夜の習慣をご紹介します。(自分で自分の健康を守るための健康情報を発信する「セルフドクターWeb」より転載)

【監修の日比野佐和子先生はこちら】

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■ちょっとした動作も意識すれば筋トレになる

「仕事中は動き回っています。歩く時は姿勢よく小走り気味に。基本的には階段を使い、診察でイスに座っている時も、姿勢に気をつけています。正しい姿勢はインナーマッスルなどの筋肉を使うので、基礎代謝アップにもつながります」

 あえて筋トレの時間をつくらなくても、毎日の習慣で、筋肉は鍛えられる。それを先生自ら証明してくれています。

 お昼ご飯は、手作り弁当を持参。ご飯は玄米か胚芽米、GI値※の低い油揚げを生地にしたピザ、そばを使ったアジア風冷麺など、血糖値やアンチエイジングを意識しながら、毎日メニューを考えているそうです。

 日比野先生は40代になって、外食やコンビニ頼りの食生活を改め、食事は手作りすることを決意したそう。レパートリーも増え、食事作りも楽しい習慣にしている様子がうかがえます。

「我慢」がつきもののダイエットですが、強いストレスを抱えていると、血流を悪くし、代謝も低下。結果としてやせにくくなってしまいます。先生いわく、大切なのは「ポジティブシンキング」。楽しみ、前向きに取り組む姿勢は、心と体にプラスに働き、ダイエットにも効果的なのです。私たちも前向きな気持ちで体を動かし、食事を作り、食べることを習慣にしたいものです。

■教えて!日比野先生の「昼」の習慣

<昼食は手作り弁当いろいろな素材をバランスよく>
 血糖値を上げにくいGI値の低い食材、アンチエイジングに欠かせないビタミンA・C・Eを多く含む緑黄色野菜を常に意識。最近ではリコピン人参にはまっているそう。健胃作用や血流促進作用のある、スパイスをふんだんに使ったカレーもよく登場するそうです。食後の血糖値の急上昇を防ぐには、よくかんでゆっくり食べることも大切です。

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先生が常に携帯しているおやつとは?