オンライン会議では長くやっても結論が出ない理由【スマホはどこまで脳を壊すか】
dot.コロナ禍をきっかけに一気に進んだ「オンライン化」。その利点は多いが、一方で人と人が顔を合わせてコミュニケーションする機会が減っていくことに、物足りなさを感じる人も多いのではないでしょうか。じつはその“実感”には科学的な裏づけがあることが近年わかりつつあるのです。「脳トレ」...
コロナ禍をきっかけに一気に進んだ「オンライン化」。その利点は多いが、一方で人と人が顔を合わせてコミュニケーションする機会が減っていくことに、物足りなさを感じる人も多いのではないでしょうか。じつはその“実感”には科学的な裏づけがあることが近年わかりつつあるのです。「脳トレ」...
米のローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)は昨年12月、実験施設で太陽の力を再現することに成功した、と発表した。ただ、課題は多い。AERA 2023年1月30日号の記事を紹介する。 * * * 同研究所(カリフォルニア州)は、高出力のレーザー光線を使って、太陽の中と同じような条件を作り...
ISSの退役が2030年に迫るなか、各国各社は現在、8機の新型宇宙ステーションの開発・製造・建設を進めている。以後10年間で、宇宙における国際バランスは大きく変貌する。AERA2023年1月30日号の記事を紹介する。 * * * 世界の宇宙ステーション計画が、かつてなく活性化している。その...
子どもたちの生活に着実に入り込んでいるスマホ。「脳トレ」でも著名な川島隆太先生率いる東北大学加齢医学研究所が2021年度に行ったスマホ保有率の調査では、小学5年生65.5%、中学3年生では88.4%を占めていた。同研究所では、10年以上前からスマホと子どもの学力の関係に着目。その驚くべき影響につ...
静岡県牧之原市の住宅で40代の女性が刃物で刺された事件。殺害に関与した疑いがあるとして身柄を保護されたのは、死亡した女性の中学1年の娘(13)だった。一部の報道によると、スマートフォンの使い方をめぐる親子間のトラブルが惨事のきっかけだった可能性があるという。 同世代の子どもを持つ親は、このショ...
「日本学士院賞」は、日本の研究者にとって最高の名誉とされる賞である。その中からさらに選ばれた人だけに「恩賜賞」が授与される。明治43(1910)年に創設され、翌年に授賞式が始まって以来、初の女性の単独受賞者が誕生したのは2021年、実に111年目のことだった。その栄誉に輝いたのが数学者の石井志保子...
まとまった休みができると、スマホやタブレットを手にSNS、オンラインゲーム、ドラマや映画の視聴などをしているうちに何時間も経っていたという経験は、誰にでもあるはず。近年、急速に普及したインターネットを使用したこれらの習慣は、私たちの脳に悪影響を与えると指摘され始めている。「脳トレ」でおなじみの川...
世界経済フォーラムが毎年発表するジェンダーギャップ指数で日本は最下位グループをウロウロするばかりなのは、広く知られるようになった。国会議員や閣僚に女性が少ないことが大きく足を引っ張っているのだが、学術の世界でも女性比率の低さは世界で際立つ。86ある国立大学で、女性学長がいるのは5大学...
女性比率の低い日本の学術界で奮闘する女性研究者たちに話を聞くインタビューシリーズ。進化生物学者の長谷川真理子さんの後編は、夫の長谷川寿一さん(進化心理学者。東大教養学部助手などを経て東大大学院総合文化研究科教授、現在は名誉教授)と歩んできた研究者人生について振り返る。(聞き手・構成/科学ジャーナ...
1996年宇宙飛行士候補に選出され、国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船外活動を行うなどさまざまなミッションを遂行してきた野口聡一宇宙飛行士。宇宙滞在期間は344日を超えており、2020年にはクルードラゴン宇宙船に搭乗し「3種類の宇宙帰還を果たした世界初の宇宙飛行士」として、ギネス世界記...