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作品には、自筆で「付箋説明文」が付けられたものも。「こうやって、茶々を入れているんです」とヨシタケ。極細ペンで描かれたイラストは、指で隠れるほど小さく、絵本も原画を拡大してつくるという(撮影/写真映像部・加藤夏子)
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筑波大時代の立体造形作品が会場に並ぶ。写真は「ACcess100」。かぶると暗くて何も見えないが、頭から伸びる電源コードをコンセントに差し込めば、眼前が開いて視界が開ける(撮影/写真映像部・加藤夏子)
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会場で度肝を抜くのは、ヨシタケの発想の源となった膨大なスケッチの複製画の壁面だ。彼がつねに持ち歩く小さな手帳には、はてしない妄想やアイデア、世界の見え方が詰まっている。彼いわく「いつでも手で隠せるように、小さく描く」。約13×8センチサイズの紙に描いた1万枚超のスケッチのうち、約2千枚を厳選(撮影/写真映像部・加藤夏子)
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写真は「トイキ」。内蔵のファンが眼前の紙を揺らす(撮影/写真映像部・加藤夏子)
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「3次元のヨシタケ遊園地」を今回実現したことで、自身の今後の創作にも良い意味でハレーションが起きそうだ。2人の息子は今、高1と小5。子育てのフェーズが変わってきたという。「僕自身も、どんどん目が悪くなっちゃった。誰しもが通る道、どうしようもなく訪れる変化を、その都度拾っていけたら」(ヨシタケ)(撮影/写真映像部・加藤夏子)
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