「高橋たかお先生のなんでも相談室」 子どもにとって「生まれてから12か月」が意味すること (1/6) 〈出産準備サイト〉|AERA dot. (アエラドット)

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「高橋たかお先生のなんでも相談室」 子どもにとって「生まれてから12か月」が意味すること

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高橋孝雄(たかはし・たかお)/慶應義塾大学医学部 小児科主任教授 医学博士 専門は小児科一般と小児神経
1982年慶応義塾大学医学部卒業後、米国ハーバード大学、マサチューセッツ総合病院小児神経科で治療にあたり、ハーバード大学医学部の神経学講師も務める。1996年帰国し、慶應義塾大学小児科で現在まで医師、教授として活躍する。趣味はランニング。マラソンのベスト記録は2016年の東京マラソンで3時間7分。別名“日本一足の速い小児科教授”。

高橋孝雄(たかはし・たかお)/慶應義塾大学医学部 小児科主任教授 医学博士 専門は小児科一般と小児神経 1982年慶応義塾大学医学部卒業後、米国ハーバード大学、マサチューセッツ総合病院小児神経科で治療にあたり、ハーバード大学医学部の神経学講師も務める。1996年帰国し、慶應義塾大学小児科で現在まで医師、教授として活躍する。趣味はランニング。マラソンのベスト記録は2016年の東京マラソンで3時間7分。別名“日本一足の速い小児科教授”。

「高橋たかお先生のなんでも相談室」。日々、小児医療の最前線で多くの子どもと接している慶應義塾大学医学部の小児科教授の高橋孝雄医師が、ママやパパが抱えがちな疑問や不安に答えていきます。

 テーマは誕生からの1年間の子どもの成長について。あらゆることがそうであるように、子どもの成長のペースも個人差があります。そのことで思い悩んだり、不安に感じたりするママ、パパもいることかと思いますが、果たして親はわが子の成長を見守る際、どんなことに注意し、子どもの「どこ」を見ていればいいのでしょうか?

 一児の母でもある出産準備サイト編集スタッフKが高橋先生に伺いました。

●成長の目安は身長、体重のほか、頭囲も

 スタッフK(以下、K):赤ちゃんの成長の早さには本当に驚かされます。何もできない状態で生まれてきたのに、首がすわり、体がしっかりしはじめ、1年が経とうとする頃には、歩くことができるようになる子もいます。発達をうながすために、親は何をしたらいいのでしょうか?

 高橋先生:まずお話しておきたいのは、1年ではなくて12か月ですね。大人にとっての変化は1年単位で感じられるものかもしれませんが、子どもは、特に生まれてからの1年間の赤ちゃんは、1か月ごとに成長し、発達していきます。5か月と8か月、10か月と12か月では、驚くほどの変化がありますから。

K:おっしゃる通りですね。

 高橋先生:また、赤ちゃんに起こる変化には「成長」と「発達」があり、これらは似ていますが違うものなんですね。お父さんとお母さんは、これらを両方意識しながら育てていく必要があります。

K:なるほど。「成長」と「発達」はどのように違うのでしょうか?

 高橋先生:はい、成長というのはその名のとおり“長くなる”こと、大きくなることですね。親はその都度、背が伸びたな、体重が増えたかな、などとても気になるところですね。でも、頭が大きくなる、ということも大変重要なことなのです。身長、体重、そして頭囲。この3つの数値が正常な範囲にあること、つまり“成長曲線”に沿って増えていれば一安心だというわけです。


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