赤ちゃんのはじめての 「初秋の着こなし」「秋のお出かけ」
秋はすごしやすく、お出かけが楽しくなる季節。ママ自身もそうですが、赤ちゃんにも快適でおしゃれなお洋服を着せてあげたいものですね。秋をはじめて迎える赤ちゃんには、どんなことに気をつけて、どんな服を準備すればいいのでしょうか?
ミキハウス 新宿小田急店の子育てキャリアアドバイザー(KCA)・田頭心(たがしら・こころ)さんに、初秋の着こなしについて教えてもらいました。ご自身も小学4年生になる女の子のママです。
●0~3か月(6、7、8、9月生まれ)の赤ちゃんにはお出かけのときもツーウェイオールで
秋口の生まれてはじめてのお出かけには、フライス素材の肌着に、脚の部分がスカート型になっている「ツーウェイオール」を着せてあげるといいですね。おむつ替えがまだ頻繁なころですから、裾の部分をスッとあげておむつ替えできると、外出先でも便利です。少し動きが活発になってきたら、脚の部分についているスナップを留めて、使っていただけます。
肌着、ツーウェイオールを着て、胴着で温度調節すればいいですね。
●4~6か月(3、4、5月生まれ)の赤ちゃんは重ね着風カバーオールでおしゃれに!
首がすわったら、肌着は頭からかぶせるタイプの「ボディシャツ」に変えるころです。動きも活発になるので、お洋服も「カバーオール」になります。脚の部分が完全に分かれていて、上下はつながっていて、長袖、長ズボンタイプのものです。
これは、トップスとボトムでコーディネートしたかのように見えますが、実はつながっている“重ね着風”のタイプ。お客さまにも人気で、そろそろ赤ちゃんのファッションを楽しみたいわと思う方にぴったりです。ママも赤ちゃんに着せるものによって、気持ちがワクワクしたりしますよね。
たとえば、女の子なら花柄のブラウスに、フリルとリボンのついたピンクのズボンを合わせたような、こんなカバーオールはいかがですか。ピンクが女の子らしくて人気ですが、よく見ると、ブラウスとズボンのスナップの色が、それぞれの色になっていて、本当に重ね着のようですよね。細かいところまでおしゃれなんです。
男の子なら、ボーダーシャツにカーディガンを着ているような、こんなタイプがおすすめ。ツーウェイオールの赤ちゃんらしいお洋服に飽きてしまって……というママが購入されることも多いですね。
秋でも少し暑いときなら、半袖の「ショートオール」に、カーディガンやレッグウォーマーで温度調節するのもいいと思います。カーディガンなどの羽織り物は、だいたい生後6か月くらいの赤ちゃんから使っていただけます。サイズは70cmか80cmのものを選んで、最初は少し大きくても袖口を折り返して使ってもらえれば、その後も長く着られます。
素材は綿がよいと思います。赤ちゃんはたくさん汗をかきますし、やっぱり肌触りのよいのがいちばん。たとえば、このグレーの綿カーディガンは、スナップの色が一つずつ違っていて、カラフルでかわいいです。
●7~9か月(12、1、2月生まれ)の赤ちゃんは抱っこがまだ多いのでお腹がつながってるお洋服がオススメ。
ハイハイやつかまり立ちなど、動きが活発になってくるころですが、まだ抱っこが多いので、セパレートタイプのお洋服よりも、お腹がつながっているタイプがおすすめです。
でも、ベビーカーでのおでかけの時などは、ちょっぴりお姉ちゃんやお兄ちゃんぽくおしゃれさせてあげてはいかがでしょうか。セパレートタイプのお洋服に、ロングブーティをはかせてあげると、とってもかわいらしくて、おしゃれですよ。
