心のモヤモヤを解消する「バースレビュー」で ママを笑顔に! (前編) (2/3) 〈出産準備サイト〉|AERA dot. (アエラドット)

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心のモヤモヤを解消する「バースレビュー」で ママを笑顔に! (前編)

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KUNIE(邦恵)
9歳と5歳の子どもを育てるライター兼編集者。生協職員やテレビ番組制作者、新聞記者、保育士などを経て、育児系出版社で10年間雑誌・書籍製作に携わる。妊娠・出産・子育てについては公私ともにずっと関心大。現在はママ向け、保育者向けの取材や教育関連の仕事をしながら、マザーズペンクラブの活動にも積極的に取り組んでいる。

KUNIE(邦恵) 9歳と5歳の子どもを育てるライター兼編集者。生協職員やテレビ番組制作者、新聞記者、保育士などを経て、育児系出版社で10年間雑誌・書籍製作に携わる。妊娠・出産・子育てについては公私ともにずっと関心大。現在はママ向け、保育者向けの取材や教育関連の仕事をしながら、マザーズペンクラブの活動にも積極的に取り組んでいる。

NAOKO(尚桜子)
9歳と5歳の子どもを育てる漫画家。大学卒業後、独学で漫画家に。「別冊マーガレット」でデビューした後、「モーニング」等の雑誌で読み切りや連載を発表。出産後は「たまごクラブ」「ひよこクラブ」等でエッセイ漫画も描く。昨年、初めての妊娠、出産を描いたブログ漫画『助産師さん呼びましょうか?』の1~5巻が電子書籍化され1年間で6万5千ダウンロードを記録。アマゾンKindleのカテゴリー別ランキングで1位に。2015年にはお産トラウマやバースレビューの効果について、自身の経験や取材をもとに漫画で解説した『お産トラウマは怖くない!』を電子書籍でリリース。反響を呼んでいる。

NAOKO(尚桜子) 9歳と5歳の子どもを育てる漫画家。大学卒業後、独学で漫画家に。「別冊マーガレット」でデビューした後、「モーニング」等の雑誌で読み切りや連載を発表。出産後は「たまごクラブ」「ひよこクラブ」等でエッセイ漫画も描く。昨年、初めての妊娠、出産を描いたブログ漫画『助産師さん呼びましょうか?』の1~5巻が電子書籍化され1年間で6万5千ダウンロードを記録。アマゾンKindleのカテゴリー別ランキングで1位に。2015年にはお産トラウマやバースレビューの効果について、自身の経験や取材をもとに漫画で解説した『お産トラウマは怖くない!』を電子書籍でリリース。反響を呼んでいる。



「私のモヤモヤが解消されたのは、4年後に2人目を自然分娩で出産したときです。一度帝王切開をすると、次も帝王切開になってしまうことが多いのですが、2度目以降の出産で自然分娩をすることができるケースもあります。“VBAC(ブイバック)”と呼ばれるのですが、ラッキーなことに私はそれができたんです。この一連の経験の中で学んだのは妊娠、出産、子育てでは、思いどおりにならないこともあるということ。だから、理想の妊娠や出産ができなかったときに、どうやって乗り越えるかがとても大切なんです」

長い間ひとりで思い悩んだKUNIEさんは、その経験から、出産におけるネガティブな気持ちを率直に話せる場所があれば、そのつらさをいやす助けになるのではないかと考えるようになりました。

ママの気持ちに寄り添った“バースレビュー”

「私たちのバースレビュー・カフェは今回で6回目になります。一回の参加者を5人までに限定し、お一人おひとりが少しでも多くモヤモヤした気持ちを吐き出して帰っていただけるよう心がけています」

続いて話しはじめたNAOKOさんは、穏やかで優しい語り口が印象的なママ。「バースレビュー・カフェ」の目的は、つらい記憶に向き合い、その状況を客観的に見つめることで、肯定的な思い出に変えていくことと語ります。


「私の場合は人から見れば、出産自体は安産と言われるものだったと思いますが、長いつわりに苦しんだり、ちょっぴりずれた思いやりで私を困惑させる夫への不満がつのったりと、私なりにつらい思いをしました。でも、そんな自分の妊娠、出産の経験を『助産師さん呼びましょうか?』という漫画にして出版したら、それを読んだ人たちから“わかる、わかる”と共感してもらえたり “がんばったんだね!”とほめてもらえたんです。そうしたら、それまでのつらかった思いがスッとなくなっていきました」

NAOKOさんは素直な気持ちを吐き出し、それを人に共感してもらうことで、つらい記憶も自分の中で消化できるということを実感し、KUNIEさんと悩みを持つママたちの気持ちに寄り添うワークショップを開くことにしました。

「妊娠、出産、子育てというはじめて起きる出来事の中で、ママたちはちょっとしたことでつまずいて、自信を失ってしまいがち。私たちは医療関係者でも、カウンセラーでもないので、みなさんの悩みの答えや対処法を見つけられるわけではありませんが、お話を聞いて気持ちをわかちあうことはできます。誰かにわかってもらえたら、がんばった自分を認めることができ、笑顔で子どもに接することができるようになると考えました。もちろん、話したくないことは話さなくてかまいません。話したいことだけ話せばいいんです。ただし、今日聞いた話は、ここだけのことにする。それがバースレビュー・カフェのルールです」(NAOKOさん)

そしてKUNIEさんが参加者に話しかけます。

「みなさん、はじめて会った私たちを前に緊張しておられますよね。まずは、ここでちょっと体を動かしましょう。座ったままでいいので、腕をあげて背筋を伸ばしまーす。次は肩を回しましょう」

緊張をほぐすように体を動かすママたち。KUNIEさんは次に2人1組になっての肩もみを提案。

「ママっていつも子どもに何かをしてあげてばかりでしょう。たまには誰かに肩をもんでもらったりすると、とっても気持ちがいいですし、うれしいですよね!」

会場の雰囲気もなごんできたところで、参加者が簡単な自己紹介をします。

言葉にしながら、気持ちを整理していく

次にNAOKOさんが取り出したボードには「バースレビュー」の4つのステップが書かれています。


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