大正時代、日本の建築界に彗星のごとく現れた、若き建築家の一群があった。1920年、東京帝国大学建築学科の卒業を控えた若者たちによる「分離派建築会」。今も残る彼らの貴重な作品を軸に、その活動を振り返る。

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AERA 2020年12月14日号