公園の池の中から突然現れる不気味な「カッパ」で話題となった兵庫県福崎町で、今度は妖怪と並んで座れる「妖怪ベンチ」が話題だ。町に設置されている妖怪ベンチは全部で9基。題材は、柳田國男の著書『妖怪談義』に出てくる妖怪で、「雪女」や「猫また」「一反もめん」「鬼」「一つ目小僧」「海ぼうず」「油すまし」「カッパ」「てんぐ」と、独創的で、おかしみのある作品がそろっている。怖かわいい妖怪ベンチを写真で紹介する。

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取材・写真=ライター・南文枝