“レオナール・フジタ”の名でも知られる近代を代表する画家・藤田嗣治。その作品はピカソも一目置くほどオリジナリティーに富み、世界が注目した。エコール・ド・パリを代表する唯一の日本人画家としてモディリアーニやジャン・コクトーらとも交流があった。没後50年を機に開催される回顧展では、藤田が生涯友としたという猫が描かれた作品も多数見ることができる。

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没後50年 画家・藤田嗣治が描いた「女と猫」

週刊朝日 2018年8月3日号