東京のベッドタウン・埼玉県東松山市にある、200種類のバラが色とりどりに咲く、100坪のイングリッシュガーデン。その自宅の庭に、中野望さんはカフェ風のツリーハウスと小屋をDIYで建てた。

 DIYを始めたのは2011年。13年、海外の庭のガーデンシェッドに憧れ、1畳ほどの小屋を建てた。15年には当時小学生だったふたりの娘のためにツリーハウスを自作。ツリーハウスの下にとりつけたブランコは大人気だ。

「小屋の魅力は、目的や実用性のない非日常空間だということです」と中野さん。

 最近ではホームセンターで小屋のキットも売られているが、自分で作るほうが断然安いという。ツリーハウスも小屋もかかった費用は6~7万円ほど。

<プロフィール>
中野望(なかの・のぞみ)/1979年、埼玉県生まれ。200種類のバラが咲く庭は両親が20年かけて育て、ガーデン雑誌などでも紹介されてきた。ブログ「みんなの庭」

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AERA 2018年7月30日号