東京から約1000キロの南、美しい海に囲まれた30あまりの島々からなる小笠原諸島。“東洋のガラパゴス”と言われる独自の生態系を持ち、豊かな自然にあふれた亜熱帯の島々は、世界自然遺産に登録されている。

 その小笠原は戦後23年間、米国の統治下に置かれ、日本に返還されたのが1968年6月26日。返還50年を迎える今、その歴史と変化を、写真で振り返る。

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写真=MANA野元学〈2018年〉
取材・構成=伏見美雪(本誌)

週刊朝日 2018年7月6日号