「クローン文化財」が、国際社会で注目を集めている。文化財の保存と公開という対立するふたつの命題に光を投げかけているからだ。今回は、宮廻正明教授がリーダーを務める「『感動』を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション拠点」に密着。最新技術で忠実に再現された作品群をフォトギャラリーで紹介する。

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写真=東京芸術大学提供、加藤夏子
取材・文=熊澤志保

AERA 2017年6月5日号