日本全体でおよそ1万人のバングラデシュ人が暮らしているが、そのうち豊島区、北区、板橋区、練馬区だけで1000人を数える(数字は法務省および東京都による)。これらの区からアクセスしやすい池袋が、コミュニティーの中心になっていった。バングラデシュの新年を祝う「ボイシャキメラ」のお祭りも恒例行事だ。毎年4月、ショヒド・ミナールのある池袋西口公園は、日本に住むバングラデシュ人でごった返す。

池袋を中心に広がるバングラデシュコミュニティーの姿を写真で紹介する。

【関連記事】

池袋西口公園の小さなモニュメントの正体 バングラデシュの誇りとは?

写真・文/室橋裕和