1980年~96年のインドシナ難民事業では、ラオスも含めてベトナム、カンボジア人合わせて1万1000人の人々が日本にやってきた。そんな彼らがいまでも多く暮らすのが、横浜市と大和市にまたがる巨大公営住宅、いちょう団地だ。

最寄り駅の小田急電鉄・高座渋谷駅を出ると、郊外のどこにでもあるような新興住宅街が広がる。駅から15分ほどで団地が見えてくる。2000世帯以上が暮らす神奈川最大の公営住宅だというが、うち2~3割が外国人だという。

そんなインドシナ団地を写真で紹介する。

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写真・文/室橋裕和