あれから71年。「死の谷」とも呼ばれた山岳地帯の北部に広がる棚田群は世界文化遺産になった。

だが、肉弾戦の名残は消えていない。兵器の残骸、慰霊碑などが静かに当時を物語っている。

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撮影/写真部・馬場岳人、文/佐藤修史(本誌編集長)、構成/平井啓子(本誌)

週刊朝日 2016年2月12日号