新国立競技場建造に伴い、隣接する団地が取り壊される。

都営霞ケ丘アパートの住民百二十数世帯は、住み慣れた家から1月中に退去する。

団地内唯一の商店を舞台に繰り広げられた最後の日々――。

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消えゆく高度経済成長期の残照 霞ケ丘アパート最後の日々

撮影/写真部・植田真紗美、堀内慶太郎、取材・文/菊地武顕(本誌)

週刊朝日 2016年2月5日号