線量計を身につけ、被曝量を管理しながら生活する子どもたち。手入れされず、雑草が伸び放題となった公園。先行きが見えない現状を嘆きながらも、牛の世話をし続ける男性。そして、過敏すぎる放射線への不安から、受け入れ先が見つからぬ瓦礫の山……。

非日常が日常化する異常な環境の中、福島の人々は生きている。

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撮影:時津 剛

撮影日:2011年9月~2012年4月