平昌五輪特集

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AERA「U25」

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時代が欲するささやく歌声
シンガー
南波志帆
1993年6月14日生まれ

「自分の声が実は好きではなかった」
 透明感のあるソフトな歌声が、ずっとコンプレックスだった。安室奈美恵や中島美嘉といった「歌姫」は、憂いのある声で情熱的に熱唱する。そんな歌声がもてはやされていた時代、自分の高くてか細い声を思うとき、歌姫たちとの距離の大きさを感じずにはいられなかった。しかし、あれから10年……。時代は今、ささやくように歌うJポップシンガー、南波志帆を欲している。
 2012年発表のサードシングル「少女、ふたたび」は、深夜ドラマの主題歌に起用され、話題を集めた。
「ひとりがいい/ひとりはやだ/わたしはどっちでいたい?/心、読みたい?/読みたくない?/『こころ』は読んだことない」
 10代の女の子の揺れ動く心を歌い、

時代が欲するささやく歌声 シンガー
南波志帆
1993年6月14日生まれ

「自分の声が実は好きではなかった」
 透明感のあるソフトな歌声が、ずっとコンプレックスだった。安室奈美恵や中島美嘉といった「歌姫」は、憂いのある声で情熱的に熱唱する。そんな歌声がもてはやされていた時代、自分の高くてか細い声を思うとき、歌姫たちとの距離の大きさを感じずにはいられなかった。しかし、あれから10年……。時代は今、ささやくように歌うJポップシンガー、南波志帆を欲している。
 2012年発表のサードシングル「少女、ふたたび」は、深夜ドラマの主題歌に起用され、話題を集めた。
「ひとりがいい/ひとりはやだ/わたしはどっちでいたい?/心、読みたい?/読みたくない?/『こころ』は読んだことない」
 10代の女の子の揺れ動く心を歌い、"癒やし"を感じさせる声は、可憐(かれん)なビジュアルとも相まって、どこか時代の空気を映し出す。その個性的な声をいかし、アニメ「カルルとふしぎな塔」や「アマールカ」で声優に挑戦。NHKのワンセグ番組「ワンセグ☆ふぁんみ」には、司会者としてレギュラー出演するなど、活躍の場を広げている。 写真:時津剛 ライター:小野美由紀