平昌五輪特集

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AERA「U25」

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車いす目線でバリアを価値に
ミライロ代表取締役社長
垣内俊哉
1989年4月14日生まれ

 スマホに入れたアプリで45歳までの日数をカウントダウンしている。病状が重くなるかもしれないと医師に宣告された年齢まで、あと約7300日。ベンチャー企業「ミライロ」(大阪市)の社長、垣内俊哉はいま、自分のためでなく、社会のために時間を費やしている。
 自治体や企業、大学に、体の不自由な人が暮らしやすい建築や製品デザインをアドバイスする。車いすには幼稚園の頃から乗っている。骨が弱くて折れやすい難病を患っているためだ。
「経営者向きの“チキンな性格”になったのは、車いす生活のおかげかも。小学校の遠足でも、入れるトイレはあるのか、降りる駅の改札に最も近い車両はどこかと、心配事ばかり。用意周到に備えるクセが、いまは仕事に生きている」
 立命館大学の経営学部卒。2年生のとき、全国の大学のバリアフリー箇所のマップ制作や情報発信をする事業を考えた。ビジネスコンテストで獲得した賞金を元手に同級生と起業。社名には、誰もが「未来の色」を描き、「未来の路(みち)」をつくるという思いを込める。
写真:時津剛 ライター:小野美由紀

車いす目線でバリアを価値に ミライロ代表取締役社長
垣内俊哉
1989年4月14日生まれ

 スマホに入れたアプリで45歳までの日数をカウントダウンしている。病状が重くなるかもしれないと医師に宣告された年齢まで、あと約7300日。ベンチャー企業「ミライロ」(大阪市)の社長、垣内俊哉はいま、自分のためでなく、社会のために時間を費やしている。
 自治体や企業、大学に、体の不自由な人が暮らしやすい建築や製品デザインをアドバイスする。車いすには幼稚園の頃から乗っている。骨が弱くて折れやすい難病を患っているためだ。
「経営者向きの“チキンな性格”になったのは、車いす生活のおかげかも。小学校の遠足でも、入れるトイレはあるのか、降りる駅の改札に最も近い車両はどこかと、心配事ばかり。用意周到に備えるクセが、いまは仕事に生きている」
 立命館大学の経営学部卒。2年生のとき、全国の大学のバリアフリー箇所のマップ制作や情報発信をする事業を考えた。ビジネスコンテストで獲得した賞金を元手に同級生と起業。社名には、誰もが「未来の色」を描き、「未来の路(みち)」をつくるという思いを込める。 写真:時津剛 ライター:小野美由紀