フォトギャラリー - 写真・図版 | AERA「U25」|AERA dot. (アエラドット)

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AERA「U25」

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赤い宇宙に刹那を込めて
金沢卯辰山工芸工房 技術研修者
陶芸家
吉村茉莉
1988年12月31日生まれ

 小さな器の中に、曼荼羅(まんだら)のような赤い宇宙が広がる。九谷焼の絵付けの技法の一つである「赤絵細描(さいびょう)」は、赤い顔料を使い、極細の筆で0.1ミリにも満たない線を引き、白磁の器にびっしりと模様を入れてゆく。気が遠くなるほど繊細な作業だ。
 陶芸家、吉村茉莉(まり)の描く赤絵は、ハート形などの若者らしいポップなモチーフと、伝統の模様をバランスよく融合させた新しいデザインだ。何度も窯に入れて焼くために時間がかかり、大量生産はできない。一つ一つ、心をこめて白い素地に模様を描いてゆく。
「小さな頃からパズルが好き。真っ白な画面をピースで埋めてゆく快感は、赤絵にも通じる」
写真:時津 剛 ライター:小野美由紀

赤い宇宙に刹那を込めて 金沢卯辰山工芸工房 技術研修者
陶芸家
吉村茉莉
1988年12月31日生まれ

 小さな器の中に、曼荼羅(まんだら)のような赤い宇宙が広がる。九谷焼の絵付けの技法の一つである「赤絵細描(さいびょう)」は、赤い顔料を使い、極細の筆で0.1ミリにも満たない線を引き、白磁の器にびっしりと模様を入れてゆく。気が遠くなるほど繊細な作業だ。
 陶芸家、吉村茉莉(まり)の描く赤絵は、ハート形などの若者らしいポップなモチーフと、伝統の模様をバランスよく融合させた新しいデザインだ。何度も窯に入れて焼くために時間がかかり、大量生産はできない。一つ一つ、心をこめて白い素地に模様を描いてゆく。
「小さな頃からパズルが好き。真っ白な画面をピースで埋めてゆく快感は、赤絵にも通じる」 写真:時津 剛 ライター:小野美由紀