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孤独な主人公「うつ男」。映画「千と千尋の神隠し」のカオナシを思わせる面は、演者の飯田美千香さんの師匠だった故・岡本芳一さんが、別の舞台のために制作したものを使用している
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作品の後半でうつ男は「宇津滅命(うつめのみこと)」に変身する。“暗”から“明”に転じ、人々の幸せを願って舞う。体部分には、200個位上の「いのり玉」が飾られている
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宮崎駿監督が2007年に描いた原案のラフスケッチ。この絵のイメージが登場人物の原型となった。上の絵がうつ男で、下が宇津滅命
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舞台で使用される「うつの玉」。現代社会のストレスをイメージしている。これも飯田さんの手作りだ
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長野県飯島町にある飯田さんのアトリエ。25歳のときに勤めていた鹿児島県の会社を辞め、ここに住んでいた人形師の岡本さんに弟子入りした
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人形の面を制作している。粘土のかたまりを少しずつ削っていき、イメージしている顔に近づける
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天竜川の川岸で撮影。うつ男は、赤い着物の少女(右)と出会ったことで生まれかわる。飯田さん(中央)は舞台で二つの人形を同時に操る
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