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ダマスカス 市街地のパン屋。今から窯で美味しいパンを焼いてあげよう!
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ホムス マーケットの果物屋。ホムスの周辺は果物の産地。輸入フルーツも。
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ハマ ノーリアと呼ばれる水車を修繕するおじさんたち。市内に10機以上残るハマの名物は、中世からオロンテス川の水を灌漑用に汲み上げるため用いられてきたが、水路の発達とともに役目を終え、現代は観光アトラクション。
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ハマ郊外 道端で野菜や果物の量り売りをしているお爺ちゃんたちが、私を見かけるや、「こっちへ来い来い~!」と手招きしながら声をかけてきた。よい暇つぶしが来たと見られたようだ。
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ハマ郊外 バイク・タクシーのお兄さん。ちょっとした距離を移動する時の足。失業率が高い国での、兄貴たちの小遣い稼ぎ。私を目的地の遺跡まで運んだところで一服。シリアの男性はスモーカーが多い。ハマ・ホムスの周辺は、レバノンとの国境を成す山脈の麓に沿ってシリア西部を南北に走るオロンテス川を利用して、古くから農業が盛ん。
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シリア東部 沙漠の真ん中の遺跡で出会った大型トラック運転手に、コーヒーをご馳走になった。
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カミシリ 北東シリアのトルコとの国境の町は、住民がクルド人・アッシリア人・アルメニア人・アラブ人と多様。茶目っ気抜群!
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ドゥラ・エウロポス遺跡 農耕文化の起源といわれるユーフラテス川岸は、今でも豊かな農地。
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デリ・ゾール ユーフラテス川沿いの町を歩いている時に、学校帰りの兄妹に出会った。雨季でも日本に比べると水が少ない。
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デリ・ゾール 町の屋台で、魚を売る兄貴たち。
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デリ・ゾール 子供たちはどこでも好奇心一杯。外国人の私を見つけて、くすくすと笑いながら近寄ってきた。
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ホムス マーケットには人気のトルコ・中国製品が並ぶ。かつて輸出品の主力だった綿は、灌漑して耕作地を設け、国営紡績工場で製品化し、その上他国からの輸入を禁じるという過保護で国際競争力を失った。最近は高値の中国製品も、かわいいキャラクターがついていると安いシリア製より子供に人気。
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シリア北西部 町の市場は新鮮な野菜と活気に溢れていた。国内・外難民が600万人に達したという現在、人々はどのように暮らしているのだろうか。
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アレッポ 中心部の眺めはグレー。他の町も似たようにグレーだったが、ここは一段と埃っぽい。
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アレッポ 朝一番の買い物は、ホブスとよばれるシリアの主食のパン。焼きたては美味しい!この頃8枚約20円だったが今ではその数倍、商品不足から数時間店頭に並ばなければ買えなくなったところもあるそうだ。
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ハマ ラム・ケバブ。そのホブスに肉や玉ねぎの串焼き、コリアンダー・トマト・玉ねぎのみじん切りを挟んで食べるのが、定食屋の定番。付け合わせにピクルスとヒヨコ豆のペースト。
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デリゾール チキン・ライスと野菜スープ。お米も、炊いたりピラフにして食べる。一人で食事をする私の胃だけでなく心も満たしてくれた盛り付け。
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ハマ 日本人旅行者からハマ・ロールと呼ばれているクレープのような名物スィーツは、皮にチーズを練り込んだハラウェット・エル・ジェベン。他のアラビアン・スィーツのように甘すぎず欧米人観光客にも人気とみえて、英語表記も。
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カラット・ナジム遺跡 バスとヒッチハイクで砂漠のような大地を数時間行ったところ、人気もない荒涼とした丘の上に、美しいユーフラテスの流れを見渡すこの遺跡が立っていた。近くのティシュリン・ダムは、昨年末、反政府軍に制圧されたそうだ。
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カラット・ナジム遺跡 あ、遥か遠くに人がいる! 放牧をするお婆さんだ!
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カラット・ナジム遺跡 帰り道、周辺に住む家族に出会った。子供たちがかわいい!
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シリア東部 シリアに30万人ほどいるベドゥインは、シリアの冬の寒さに耐えられる羊を飼いながら、東部の砂漠で遊牧している。また、日本と比べると雀の涙といえるほどの雨量でも、他のアラビア半島より多く薄らと草が生えるので羊を育めるそうだ。他地域のベドゥインは、通常ラクダを飼っている。ラクダは寒さに弱い。
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ハマ東部郊外 その砂漠の入り口となる辺りには、ビーハイブ・ハウスと呼ばれる伝統的な家があった。日干し煉瓦等を積み上げて作られたこの家は、強烈な日差しの下で涼しく暮らす知恵。
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ハマ東部郊外 ビーハイブ・ハウスに住む女の子たちが出てきた!手を振って挨拶をする私を見つけて、くすくすと笑い出す。その笑いをこらえながらの1枚。
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ブラッド遺跡 シリア北西部には8-10世紀にかけて打ち捨てられた700以上の住居が遺跡のように点在し、総称してデッド・シティーと呼ばれている。
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ブラッド遺跡 しかし、遺跡の周辺に住んでいる家族もいた。
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セルジラ遺跡 ブラッドより数十キロ南に位置するデッド・シティーの一群。あ、遺跡の中にロバがいる!
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セルジラ遺跡 それどころか、遺跡の片隅に住む家族もいた。管理人を兼ねているのだろうか。
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アルワード島 地中海の港町タルトゥス沖には、造船で有名な小さなアフワド島がある。島内を散策していたら、「ハロー・ジャパン!」と声をかけられた。船大工のお兄さんはマキタの工具を愛用。
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タルトゥス この港町には、冷戦時代ソ連海軍の補給基地があった。その後も、ロシア艦隊の拠点として維持されている。しかし、海は、毎日静かな夕暮れを迎える。
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