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AERA「ニッポンの課長」

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川崎フロンターレ
「このクラブで『世界』に」
サッカー事業部 営業部 スポンサーセールスグループ 副グループ長 井川宜之(38)
 プロのサッカークラブたるもの、目標は勝つことにある。しかし、永遠に勝ち続ける集団などない。「だから」と前置きをし、井川宜之はこう言うのだった。
「勝ち負けに左右されない、安定した経営基盤をチームにもたらすこと。それがぼくらの仕事なんです」
 仕事の成果は、ホームの等々力陸上競技場に表れる。広告看板が井川らスポンサーセールスグループの決める“ゴール”。企業から複数年の契約を受注できれば、それだけチームの経営基盤は安定する。スポンサー収入は年間予算30億円の半分を占める。
 部下は4人。それぞれが独自のネットワークを持って動くので、いかにも上司的な振る舞いはしない。井川は一人で130ものクライアントを抱える。1口1万円から支援できるとあって、地元の個人事業主も多い。新しいカラオケ店ができると、サポーターが「営業に行ってみれば」と教えてくれる。
 クラブでの仕事は、明治大学在籍時のアルバイトを含めると、かれこれ16年目になる。入社した2000年当時の平均観客動員は7千人。いまの半分以下の頃から、変わらずサポーターに支えられている。
 井川には夢がある。
 このクラブが市民の誇りであり続ける一方で、試合を観るため、川崎に世界中から多くの人がつめかける。つまりそれは、川崎フロンターレが世界的なクラブの仲間入りをするということでもある。欧州には年間予算が700億円を超える、スペインのレアル・マドリードのような“巨人”がいる。一足飛びにそうはなれないが、浦和レッズがアジアチャンピオンズリーグで優勝した2007年、年間80億円の収入をあげた。ならば、Jリーグのクラブが100億円を稼ぐことも、まったくの夢物語とは呼べないだろう。
「現役で働ける20年以内に、見てみたい光景。いつか、きっと」(文中敬称略)
写真:東川哲也 ライター:岡本俊浩

川崎フロンターレ
「このクラブで『世界』に」

サッカー事業部 営業部 スポンサーセールスグループ 副グループ長 井川宜之(38)  プロのサッカークラブたるもの、目標は勝つことにある。しかし、永遠に勝ち続ける集団などない。「だから」と前置きをし、井川宜之はこう言うのだった。
「勝ち負けに左右されない、安定した経営基盤をチームにもたらすこと。それがぼくらの仕事なんです」
 仕事の成果は、ホームの等々力陸上競技場に表れる。広告看板が井川らスポンサーセールスグループの決める“ゴール”。企業から複数年の契約を受注できれば、それだけチームの経営基盤は安定する。スポンサー収入は年間予算30億円の半分を占める。
 部下は4人。それぞれが独自のネットワークを持って動くので、いかにも上司的な振る舞いはしない。井川は一人で130ものクライアントを抱える。1口1万円から支援できるとあって、地元の個人事業主も多い。新しいカラオケ店ができると、サポーターが「営業に行ってみれば」と教えてくれる。
 クラブでの仕事は、明治大学在籍時のアルバイトを含めると、かれこれ16年目になる。入社した2000年当時の平均観客動員は7千人。いまの半分以下の頃から、変わらずサポーターに支えられている。
 井川には夢がある。
 このクラブが市民の誇りであり続ける一方で、試合を観るため、川崎に世界中から多くの人がつめかける。つまりそれは、川崎フロンターレが世界的なクラブの仲間入りをするということでもある。欧州には年間予算が700億円を超える、スペインのレアル・マドリードのような“巨人”がいる。一足飛びにそうはなれないが、浦和レッズがアジアチャンピオンズリーグで優勝した2007年、年間80億円の収入をあげた。ならば、Jリーグのクラブが100億円を稼ぐことも、まったくの夢物語とは呼べないだろう。
「現役で働ける20年以内に、見てみたい光景。いつか、きっと」(文中敬称略) 写真:東川哲也 ライター:岡本俊浩



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