たった一晩で、町の様子も住民の暮らしも一変してしまった。

8月20日未明、広島市北部の住宅街を豪雨による土石流が襲った。

死者・行方不明者は、計90人近く(22日午後8時時点)、日を追うごとに被害の深刻さが明らかになってきている。

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撮影・松永卓也、東川哲也(写真部)、森井英二郎(朝日新聞社)

週刊朝日 2014年9月5日号