非常時に役立つ防災グッズとは?
非常時に役立つ防災グッズとは?

 東日本大震災以降、ホームセンターには多様な防災グッズが並んでいるが、いったい何があなたを守ってくれるのだろうか。本誌は、4月に2度目の大地震に襲われた淡路島で300人以上の住人を取材し、役立つ防災グッズを調査した。その結果のもと、本誌が厳選した「命を守る防災グッズベスト10」を紹介する。

1位:家具転倒防止器具 「マグニチュード7」 東京都葛飾福祉工場など ¥2755
「水や食料がいくらあっても、タンスは倒れてきます。家具が倒れないようにして、初めて他の防災グッズが生きてきます」(防災アドバイザー・高荷智也氏)

2位:保存用飲料水 「保存水」 オオサキなど ¥158(500ml)
「通常のペットボトルの賞味期限は2年程度ですが、保存水は5~6年間保存できます。持ち運びがしやすい500mlが人気です」(島忠ホームズ仙川店)

3位:アルファ米 「白飯」 尾西食品など ¥294
「水でもお湯でも作ることができるので、どこでもすぐに食べられます。味もおいしくて、バリエーションが豊富です」(東急ハンズ新宿店)

4位:家具転倒防止プレート 「スーパー吸ちゃん」 ソビーなど ¥1260
「家具転倒防止器具を設置するより、貼り付けるだけで手軽なところが人気です。洗って繰り返し使えます」(東急ハンズ新宿店)

5位:非常用トイレ袋 サンコー ¥2000
「地震が起きたら計画停電になる。マンション住まいの方は、トイレの水の汲み上げにも電気を使うため、持っていたほうがいい」(東急ハンズ新宿店)

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