都内でメーカー勤務の女性(31)も、面倒なママはやり過ごす派だ。息子の保育園の卒園式前に父母会の会長の女性(42)から父母会役員宛てに、長文メールが届いた。読むと1年間の反省という名目での愚痴や個人攻撃とも取れる内容がぎっしり。中でもドン引きだったのは「ご苦労様」と「お疲れ様」の使い方の違いについてのお説教だった。

「夏祭りのときに、彼女に目上の人に対して使う『お疲れ様です』ではなく、『ご苦労様です』と書いたメールを出していた人がいたとご立腹でした。ちなみに私たち宛てのメールの冒頭は『ご苦労様』。もちろんその後のお付き合いはないです」

 親になる前から困った人だったであろうママ友は、可能な限り避けるのが基本だ。

AERA 2013年4月22日号