

大谷百合絵
プロフィール
1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。
大谷百合絵の記事一覧





母親が“洗脳”され家庭崩壊した「マルチ2世」の悲劇 毎度の食卓で「黄や緑の錠剤」を飲まされ…
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件を機に、宗教2世問題が世の中に知れ渡った。一方で、「宗教2世と同じような苦しみを味わっている」と専門家が指摘するのが、マルチ商法にのめりこむ親のもとで育った“マルチ2世”だ。マルチ商法といえば、その強引な勧誘活動が問題視されることはあるが、マルチ会員の家族が、経済的困窮や親子断絶といった深刻な被害を受けていることはほとんど知られていない。そこで、AERA dot.は、マルチ会員を親に持つ人たちの凄絶な人生に迫る「マルチ2世~“商業カルト”で家庭崩壊~」と題した連載をスタートする。第1回は、カルト的手法でマインドコントロールされた親が、家族を犠牲にしてまでマルチに心酔する実態を紹介する。

「誹謗中傷の言葉がチクチク刺さっていた」 元体操選手・村上茉愛が明かす、東京五輪での涙のワケ
日本選手団のメダル獲得数が、海外で開催された五輪では過去最多となったパリ五輪。期間中は日本人選手の活躍が連日報じられ、国中が湧いた。だが、柔道の阿部詩選手やバレーボール男子代表をはじめ、思うような結果を残せなかった選手への誹謗中傷が相次ぎ、日本オリンピック委員会(JOC)が「警察への通報や法的措置も検討する」と声明を発表する事態に。2021年の東京五輪の試合後、自身の誹謗中傷被害について泣きながら明かした元体操選手の村上茉愛さん(28)が、当時の涙の理由とSNSでバッシングをする人々に伝えたいことを語ってくれた。




「生理がつらい」と母親に言えない子どもたち 「みんな我慢している」の連鎖を断ち切るための“父親の役割”
学校が夏休みに入り、普段より親子で話す機会が増えた家庭も多いはず。だが、娘と「生理」についてオープンに話せる家庭は、どれほどあるだろうか。子どもたちの生理事情について啓発活動をしている、衛生用品大手ユニ・チャーム(本社・東京都港区)Japan Brand Management部FC Brand Management部、部長の長井千香子さんは「生理のトラブルを母親にも相談できず、一人で我慢している子は多い」と話す。実は我が子が直面しているかもしれない、「小中学生の生理の悩み」について、長井さんに話を聞いた。