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行動遺伝子学から考える未婚・既婚での“女性の自由度”の差 環境で異なる遺伝の影響
行動遺伝子学から考える未婚・既婚での“女性の自由度”の差 環境で異なる遺伝の影響 1960年代にアメリカで行われた17歳のふたご900組弱を対象としたアルコールや薬物依存と問題行動と住む環境ついての研究では、女子に関してのみ、遺伝の影響については都会の方が大きく(都会44%、田舎2%)、共有環境は都会より田舎の方が大きい(都会9%、田舎62%)という傾向にあった。このような女性の住環境の自由度の違いに対して、結婚しているか、していないかの角度から見た研究がある。行動遺伝学者の安藤寿康氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して紹介し、行動遺伝学の視点からみた“女性の自由度”について紹介する。
怪獣好きがゴジラのテーマをきっかけにクラシック愛好家に 音楽評論家・慶應義塾大学法学部教授・片山杜秀
怪獣好きがゴジラのテーマをきっかけにクラシック愛好家に 音楽評論家・慶應義塾大学法学部教授・片山杜秀 評論家・慶應義塾大学法学部教授、片山杜秀。博覧強記とはこの人のことだ。音楽、政治、文学、映画、演劇、古典芸能、美術、サブカル、何でもござれのストーリーテラー。大学院時代、音楽雑誌で執筆業を始め、人気ライターに。やがて政治思想史の研究業績も注目され、母校に呼び戻された。持論は「偉人伝より失敗話のほうが世の役に立つ」。「持たざる国」日本は歴史から何を教訓としたらいいのだろう。教えを乞う。
夏の甲子園、ベスト8以降の戦いはどうなる “優勝の可能性”が高いチームはどこだ
夏の甲子園、ベスト8以降の戦いはどうなる “優勝の可能性”が高いチームはどこだ 台風一過の第105回全国高校野球選手権記念大会は、8月17日の第11日目を終えてベスト8が出揃った。進出したのは、準々決勝の試合順に沖縄尚学(沖縄)、慶応(神奈川)、土浦日大(茨城)、八戸学院光星(青森)、神村学園(鹿児島)おかやま山陽(岡山)、仙台育英(宮城)、花巻東(岩手)。地区別の内訳は、東北が史上初の3校、関東が2校、中国1校、九州2校となった。果たして深紅の優勝旗に最も近い高校はどこか。

この人と一緒に考える

小島よしおが「急にイラついてしまう」という小4女子に教えたい、イライラを乗り越えた実体験とは?
小島よしおが「急にイラついてしまう」という小4女子に教えたい、イライラを乗り越えた実体験とは? 「急にイラついてしまう」という相談を送ってくれたのは、小学4年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんが実際にイライラすることを乗り越えた方法を伝えながら、「心の調子は毎日違うよ」と励まします。
「契約結婚」はなぜ令和ドラマの一大潮流になったのか 「結婚=ゴール」というラブストーリーの終焉
「契約結婚」はなぜ令和ドラマの一大潮流になったのか 「結婚=ゴール」というラブストーリーの終焉 今、テレビドラマで注目のテーマといえば、「新しい結婚のカタチ」だろう。今年は4月クールに「王様に捧ぐ薬指」(TBS系)が放送され、7月クールでも「ウソ婚」(フジテレビ系)が現在放送中、そして10月クールで「18歳、新妻、不倫します。」(テレビ朝日系)がスタート予定だ。
学校の働き方改革に「週3日5時間授業」 「形を変えれば意識は変わる」茨城県守谷市教育長が語る市独自の取り組み
学校の働き方改革に「週3日5時間授業」 「形を変えれば意識は変わる」茨城県守谷市教育長が語る市独自の取り組み 教員の多忙化問題に多くの自治体が苦心する中、茨城県守谷市では独自の学校教育改革プランを打ち出した。守谷型カリキュラム・マネジメントの「週3日5時間授業」だ。守谷市は2019年度から、市内にある全ての公立の小・中学校で、月曜日から金曜日までの6時間授業から週3日の5時間授業へ移行した。革新的な取り組みはいかにして生まれたのか。町田香・守谷市教育長が語った。AERA 2023年8月14-21日合併号の記事を紹介する。
都会と田舎、家庭の裕福さは社会における自由さに関係するのか? 行動遺伝学的視点で考える
都会と田舎、家庭の裕福さは社会における自由さに関係するのか? 行動遺伝学的視点で考える 親の収入が子どもの学力に与える影響は、残念ながら確実にある。金銭的に豊かなほど、お金を使う自由度があがり、勉強好きな子どもは知的活動にそれを費やし、そうでない子どもはそれ以外のところに費やす。多くの“環境”に触れた結果、“遺伝的素質”が十分に発揮される。一方経済的に恵まれていない家庭の子どもは、選べる環境にあまり自由度がない。すると親がどんな“環境”をつくったかが大きく影響を与える。限られた収入を子どもの教育に使うか、親が遊ぶために使うかで、子どもの成績も大きく違ってくるということだ。このように行動遺伝学者の安藤寿康氏は分析する。同氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して紹介し、行動遺伝学の視点からみた“社会における自由”を考える。

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    ラグビー日本代表はW杯で躍進期待できるのか 4年前より“厳しい戦い”になる予感も
    ラグビー日本代表はW杯で躍進期待できるのか 4年前より“厳しい戦い”になる予感も フランスで開催されるラグビーワールドカップに出場する日本代表が15日に発表された。自国開催だった4年前は予選プールを4戦全勝で通過し、史上初の決勝トーナメント進出を果たした。代表発表記者会見などでジェミー・ジョセフヘッドコーチやキャプテンを務める姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)らは目標に優勝を掲げ、ファンも前回の世界8強を超える成績を期待する。しかし、「BRAVE BLOSSOMS(ブレイブ・ブロッサムズ)」を待ち受けているのは4年前よりも厳しい道のりだ。
    【高校野球伝説 真夏の番狂わせ】第103回(2021年)福島大会準々決勝 光南vs.聖光学院 絶対王者の連続出場阻止 金星達成も甲子園届かず
    【高校野球伝説 真夏の番狂わせ】第103回(2021年)福島大会準々決勝 光南vs.聖光学院 絶対王者の連続出場阻止 金星達成も甲子園届かず ノーマーク校が強豪校を撃破する──。前評判を覆すジャイアントキリングも高校野球の醍醐味だ。まさかの展開に当事者たる球児は何を思っていたのか。真夏の球場で見せた番狂わせを振り返る。「甲子園2023」(AERA増刊)の記事を紹介する。

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