「離婚」に関する記事一覧

「中流層からの脱落」の不安から逃れられない 現実主義から結婚相手に求める理想の姿
「中流層からの脱落」の不安から逃れられない 現実主義から結婚相手に求める理想の姿

かつて「一億総中流社会」と言われた日本は、すでに「下流」である可能性があると、社会学者で家族社会学を専門にしている山田昌弘氏は指摘する。現代の日本には相対的に貧困な人が約6~5人に1人いるという。同氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、日本の結婚生活が「不幸の共同体」になりかけている状況を紹介する。

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配偶者の愛情がなくても… 破綻していても離婚しない日本の特殊な夫婦観
山田昌弘 山田昌弘
配偶者の愛情がなくても… 破綻していても離婚しない日本の特殊な夫婦観
「夫婦の3組に1組が離婚する日本で「内実離婚夫婦」は実はもっと多い」と、社会学者で「婚活」という言葉の生みの親である中央大学文学部教授・山田昌弘氏は分析する。性別役割分業型(“夫は働き、妻は家事”)より夫婦それぞれの時間や愛情が分散し、日本特有の“愛情観”が形成されていった。同氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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結婚したくない女性No.1「お金をかけて綺麗になっている女性」 美人が婚活に不利な理由
山田昌弘 山田昌弘
結婚したくない女性No.1「お金をかけて綺麗になっている女性」 美人が婚活に不利な理由
2020年、日本の生涯未婚率は男性28.3%、女性17.9%であるということが分かり、今後は男性の約3割弱、女性の約2割弱が、結婚せずに人生を終えると予想されている。社会学者で中央大学文学部教授の山田昌弘氏は「もはや昭和時代のように、待っていても「結婚」は降ってこない。就職活動のように自ら行動を起こさなくては結婚できない時代になった」と警鐘をならす。同氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、同氏が指摘する美人が婚活に不利な理由を3つ紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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〈きょう国際女性デー〉モデル・MALIA.が振り返る「4度の結婚と離婚」と「ステップファミリー」という家族のカタチ
唐澤俊介 唐澤俊介
〈きょう国際女性デー〉モデル・MALIA.が振り返る「4度の結婚と離婚」と「ステップファミリー」という家族のカタチ
3月8日は国際女性デー。女性の働き方や生き方は多様になった。著名人に、それぞれの人生の選択をたずねた過去のインタビューを再掲する。(この記事は2024年1月13日に配信した内容の再配信です。年齢、肩書等は当時)
MALIA.再婚離婚国際女性デー
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未婚の若者は未婚の中年へ 親依存の「パラサイト・シングル」から考える社会の責任とは
山田昌弘 山田昌弘
未婚の若者は未婚の中年へ 親依存の「パラサイト・シングル」から考える社会の責任とは
団塊世代の日本国民は「真面目に働けば、親世代よりも豊かになれる」という“夢”が原動力だった。しかし平成・令和の時代を迎え、人々は衣食住には困らないが、給料は上がらず、非正規社員の若者たちはキャリアアップも望めず、人生の向上を実感もできなければ、“夢”も描けなくなっていた。結婚生活においても同じだ。「自分ひとりならどうにかなるが…」と多くの男性は冷静になり、女性も「結婚で一発逆転を狙えないなら、別に結婚しなくてもいい」と判断するようになった。家族社会学の第一人者である山田昌弘氏は「“未婚”問題は、広く日本社会全体の課題として考える必要がある」と訴える。同氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、「パラサイト・シングル」が生まれる仕組みについて紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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「福原愛」長男連れ去り騒動でイメージ悪化も中国で活発化させる「信者ビジネス」
山重慶子 山重慶子
「福原愛」長男連れ去り騒動でイメージ悪化も中国で活発化させる「信者ビジネス」
これまで中国で「国民の妹」「お人形さん」などの愛称で親しまれ、絶大な人気を誇っていた福原愛(35)だが、不倫疑惑報道や前夫との泥沼裁判からその人気にも陰りが見え始めている。人気絶頂期の2016年に開設したウェイボ(中国版X)は、540万ものフォロワー数を獲得してきたが、一連のスキャンダル後の昨年10月に開設したSNS「小紅書」(中国版インスタグラム)では、フォロワー数はわずか9.8万人となっている。
福原愛離婚連れ去り
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“非正規雇用”が増やした「パラサイト・シングル」 若者が結婚に前向きになれないわけ
山田昌弘 山田昌弘
“非正規雇用”が増やした「パラサイト・シングル」 若者が結婚に前向きになれないわけ
1986年に施行された男女雇用機会均等法により、「おひとりさま」と呼ばれる経済的にも精神的にも自立した優雅な「未婚」を選択できる女性は増えていったが、2000年以降は景気の落ち込みにより非正規雇用が広がり、結婚による経済的安定が得られないと考える若者が「未婚」を選択することが増えていった。「パラサイト・シングル」(実家に精神的経済的基盤を依存する独身者)という言葉の生みの親である社会学者・山田昌弘氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)で、山田氏は「日本経済の停滞と同時に広がったこの非正規雇用という“新しい雇用形態”が多くの若者の人生設計を狂わした」と発言している。同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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3組に1組が離婚する時代 単身世帯はマイノリティからマジョリティへ
山田昌弘 山田昌弘
3組に1組が離婚する時代 単身世帯はマイノリティからマジョリティへ
1970年代までの日本人の離婚は「10組に1組」の割合でレアケースだったが、1990年代になると「3組に1組」となり、周囲でも離婚する人が多く見られるようになった。“離婚した人には問題がある”とされていた時代から“いろいろ事情もある”と周囲がくんでくれる時代になっている。社会学者で家族社会学を専門としてきた、中央大学文学部教授の山田昌弘氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、「未婚・離婚」の現代の日本社会における位置付けについて紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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求めるのは「イケメン・高学歴・高収入」 婚活がうまくいかない女性たちの事情とは
山田昌弘 山田昌弘
求めるのは「イケメン・高学歴・高収入」 婚活がうまくいかない女性たちの事情とは
現代日本社会では、女性は誰と結婚するかによって、自分の人生が大きく変わる。中央大学教授で家族社会学者の山田昌弘氏は、だからこそ日本女性は、結婚に「愛情」と「経済的安定性」の二つを求めざるを得ないと指摘する。他方で欧米諸国では、「結婚」イコール「愛情」であり、そこに「経済的安定性」は含まれない。山田氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から、かつては「皆婚」が当然だった日本女性と社会の変遷について、一部抜粋・再編集して紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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43%の夫が不機嫌ハラスメントの被害者か 夫婦生活を調査して分かった意外な構図
山田昌弘 山田昌弘
43%の夫が不機嫌ハラスメントの被害者か 夫婦生活を調査して分かった意外な構図
日本には様々な結婚のカタチが存在するが、「結婚生活=日常生活」はさらに多様化している。一方で、二人がどんな夫婦関係を営んでいるのかをリアルに探る調査は少ない。中央大学教授で家族社会学者の山田昌弘氏は、2023年2月に夫婦の家庭生活における「パートナーの親密関係の変容に関する実証研究(以下、「親密性調査」)」を実施。山田氏の新著『パラサイト難婚社会』(朝日新書)から、日本人の結婚生活の実態について、一部抜粋・再編集して紹介する。
パラサイト離婚社会パラサイトシングル離婚少子化朝日新聞出版の本
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モデル・MALIA.が振り返る「4度の結婚と離婚」と「ステップファミリー」という家族のカタチ
唐澤俊介 唐澤俊介
モデル・MALIA.が振り返る「4度の結婚と離婚」と「ステップファミリー」という家族のカタチ
4度の結婚と離婚を経験し、シングルマザーとして4人の子どもを育てる実業家であり、モデルのMALIA.さん(40)。【前編】では、ドバイでの生活や末っ子の三男(5)を人気者にした「キャラ弁」、4人の子育てを通しての気づきなどを聞いた。【後編】では、4度の離婚・結婚について思うことや、20代で起業を決意したきっかけ、大事にしている「女性の自立」などをうかがった。
MALIA.再婚離婚
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AKBとは反応が違う!? ももクロ「高城れに」スピード離婚でもアイドルとしてダメージ皆無なワケ
雛里美和 雛里美和
AKBとは反応が違う!? ももクロ「高城れに」スピード離婚でもアイドルとしてダメージ皆無なワケ
12月14日に、中日ドラゴンズ・宇佐見真吾選手との離婚を発表した「ももいろクローバーZ」の高城れに(30)。結婚生活は1年1カ月というスピード離婚となったが、アイドルにとって結婚、出産、離婚などは大きな影響を与えることが多い。だが、高城が結婚を発表した際はファンに大きな動揺はみられなかった。
高城れにももクロ離婚
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南野陽子の「男運の悪さ」はどこからくるのか “我が強い”ゆえ優しくされると“弱い”一面も
宝泉薫 宝泉薫
南野陽子の「男運の悪さ」はどこからくるのか “我が強い”ゆえ優しくされると“弱い”一面も
南野陽子が「セレブ婚」に終止符を打った。2011年に、病院経営などに関わる男性と結婚。会見では高級ブランドの婚約指輪を見せ、喜びを語ったが、その直後からこの男性にはさまざまなトラブルが報じられてきた。投資話で億単位の金をだまし取ったとか、銀座のクラブママと不倫をして隠し子をめぐってモメたとか、そういうトラブルだ。それでも4年前、彼女は週刊誌の取材に対し、
南野陽子離婚
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この話題を考える
国際女性デー

国際女性デー

3月8日は国際女性デー。AERA dot. はこの日に合わせて女性を取り巻く現状や課題をレポート。読者とともに「自分らしい生き方、働き方、子育て」について考えます。

国際女性デー
高たんぱくダイエット

高たんぱくダイエット

会食の機会も増え、体重の増加が気になる季節。帳尻を合わせるために、極端なダイエットに走る必要はもうありません。 調理時間10分以内、安くておいしいお鍋なら、かんたんに体重オフ、健康パワーもアップできます。 気になるノウハウに加え、一生使えるAERAオリジナルレシピまでを網羅しました。

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子どもが志望校合格も“中受離婚” 「夜中2時に過去問コピー」40代男性が家を出るまでの顛末
子どもが志望校合格も“中受離婚” 「夜中2時に過去問コピー」40代男性が家を出るまでの顛末
2024年度の中学入試本番まで、100日を切った。親も模試の結果に一喜一憂し、ほかの子の親への妬みを抱くなど、自分の知らなかった自分と向き合う中学受験。夫婦の危機があらわになることも少なくない。AERA 2023年11月13日号より。
中学受験離婚
AERA 11/13
川崎麻世、交際中の女性との再婚は「ノーコメント」 カイヤとの6年法廷闘争に幕 「空気が新鮮」
川崎麻世、交際中の女性との再婚は「ノーコメント」 カイヤとの6年法廷闘争に幕 「空気が新鮮」
お騒がせ夫婦としてたびたび世間を賑わせた川崎麻世(60)とカイヤ(61)の離婚がついに成立した。9月20日、東京高裁は300万円の慰謝料を求めたカイヤの控訴を棄却。川崎側の請求をほぼ認め、カイヤに対し「財産分与として6561万5309円を支払え」と命じる判決を下した。カイヤ側からの上告はなく、6年にもわたる法廷闘争は幕を閉じた。
川崎麻世カイヤ離婚
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MEGUMI、宇賀なつみ離婚で考える「令和の夫婦関係」 離婚に向けて準備をする女性が考えていること
今川秀悟 今川秀悟
MEGUMI、宇賀なつみ離婚で考える「令和の夫婦関係」 離婚に向けて準備をする女性が考えていること
夫婦生活は耐え忍ぶものではない――。芸能界から立て続けに飛び込んできた離婚報道が大きな反響を呼んだ。
MEGUMI宇賀なつみ離婚
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脳科学の観点から「離婚」へのアドバイス 「離婚は悪」の思い込みが離婚を遠ざける
脳科学の観点から「離婚」へのアドバイス 「離婚は悪」の思い込みが離婚を遠ざける
離婚するべきか否か、という悩みに答えを出すのは難しい。脳内科医で、「脳の学校」の代表や加藤プラチナクリニックの院長も務める加藤俊徳(かとう・としのり)さんは、「漠然とした感情論を振り回すより『金銭面』『性格』など離婚したい動機をはっきりすることが大切」と話す。また、結婚3年未満と熟年夫婦の離婚では大切にしたいマインドが変わるという。加藤さんが監修した『脳ドクターが教える 脳とココロの引き寄せルール』(朝日新聞出版)から、離婚したい人へのアドバイスを抜粋して紹介する。
離婚熟年離婚離婚したい脳科学
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パートナーがいなくてもいい 日本で進む「結婚の不要化」 結婚の理由は収入と世間体
山田昌弘 山田昌弘
パートナーがいなくてもいい 日本で進む「結婚の不要化」 結婚の理由は収入と世間体
「近代社会においては、生活の安定と親密性に関して、家族に代わり得るものはない」。そう話すのは、家族社会学者である山田昌弘氏だ。近代的結婚は、親密性と経済生活という二つの要素が一致していることを前提に組み立てられている。しかし、経済が不安定になり、個人化が進むなど、さまざまな理由でその近代的結婚は崩壊しつつある。結婚の必要性が薄まるなかで、日本は欧米と異なる「結婚不要社会」が形成されているという。山田氏の著書『結婚不要社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本結婚不要社会結婚離婚
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離婚発表「広末涼子」の行く末はベッキーか樋口可南子か 世間から許される“分岐点”
立花茂 立花茂
離婚発表「広末涼子」の行く末はベッキーか樋口可南子か 世間から許される“分岐点”
広末涼子(43)が7月23日、夫のキャンドル・ジュン氏との離婚を発表した。
広末涼子離婚キャンドル・ジュン
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