川口穣
「心臓移植で子どもたちを救いたい」と法整備・改正にも奔走 福嶌教偉
1997年に日本で臓器移植法が成立したが、その後もほぼ一貫して増え続けてきた心臓移植待機者。それが、2022年後半以降、減少に転じている。臓器提供者が増え、新規登録者を上回り始めたのだ。社会を変えた一端は、千里金蘭大学学長・国立循環器病研究センター移植医療部客員部長・福嶌教偉の熱意と活動だ。約200人もの移植やその後のフォローに関わる一方で、患者の命を救うため、国会議員に訴えかけ、法整備を実現させてきた。
AERA
11/17