第1407回 お風呂も車も好きになったビーン
週刊朝日20年近く私たち夫婦と暮らしてきたマルチーズの小太郎くんが天国にいってから、もう何も飼わないと心に決めていました。 それから10年。13年前、主人に譲渡会に行ってみよう!と誘われ、何カ所かの譲渡会に行きました。たくさんの寂しそうな目をした子たちを見ていたら、もう一回犬を育てようかという気持ちになり...
20年近く私たち夫婦と暮らしてきたマルチーズの小太郎くんが天国にいってから、もう何も飼わないと心に決めていました。 それから10年。13年前、主人に譲渡会に行ってみよう!と誘われ、何カ所かの譲渡会に行きました。たくさんの寂しそうな目をした子たちを見ていたら、もう一回犬を育てようかという気持ちになり...
6年前の4月、私はネットで近隣のペットショップの猫の画像を食い入るように見つめていました。1カ月前に愛猫の雄のスコティッシュフォールド「まる」を突然亡くし、まるにそっくりな同じ種類の子猫を探していたのです。 ようやくまるに似た子猫を石川県で見つけ、早速会いに行きました。 元気よくケージの中で遊んで...
SNSや動画サイトの人気を追い風に、近年続く犬猫ブーム。市場において、価格は需要と供給で決まるが、そもそも犬や猫はどのように取り引きされているのだろうか? 10年以上の膨大な取材をもとに太田匡彦氏が著した『「奴隷」になった犬、そして猫』から一部を抜粋・再構成する(なお、本記事に登場する人物の所属先...
今年6月、動物愛護法が7年ぶりに改正された。制定以来4度目の改正となる。多く努力と、ギリギリのせめぎ合いの末、いくつかの改善がみられた。 一方で、子犬・子猫の繁殖から小売りまでの流通過程では、毎年約2万4千匹の命が失われている。日本の生体販売ビジネスは、犬猫に大きな負担を強いる形で発展したのだ。 ...
千葉県いすみ市の日蓮宗光福寺で2018年春、奇妙なペット葬が行われた。 読経が流れる中、100匹以上の動かなくなった「犬」が本堂にずらりと祀られている。喪服を着た参列者が神妙な表情で焼香をしていく。「AIBO(アイボ)」の葬式である。AIBOとはソニーが生んだ犬型のロボット。AIBOの葬式は201...
東京・上馬にある感応寺は、「猫寺」の愛称で親しまれている。住職の猫好きもあって地域猫や、保護猫を寺で受け入れてきているという。さながら、「猫の駆け込み寺」のようだ。 境内に猫が多いだけではない。感応寺では供養の依頼が人間(檀家)よりも、ペットのほうがはるかに多い。年間の葬儀・法要件数の内訳を見てみ...
ペット保険は必要なのか? ペットには、人間のような公的医療保険が存在しない。動物病院にかかった際の費用は、全額が自己負担、つまり飼い主が支払う。通院や入院、手術の費用が高額になる可能性を考えると、保険があったほうが安心かもしれない。 しかし、人の保険と同様、確率的には運営会社が儲かるようになっ...
巷では猫ブーム。“ネコノミクス”という言葉までできたが、犬も負けてはいない。『北里大学獣医学部 犬部!』など、犬に関する著作が多いノンフィクション作家の片野ゆかさんにご寄稿いただいた。* * * ペット動物の代表といえば犬と猫。いずれも多くの人の心を掴んで離さない魅力に溢れているが、どちらが感...