あなたもノーベル賞晩餐会メニューが食べられる! 受賞者気分を味わう方法
dot.リチウム・イオン電池開発の功績により今年度のノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェロー、名城大学教授・吉野彰氏が参加する授賞式が12月10日、スウェーデンのストックホルムで催される。 今回は、現地を何度が訪れたことのある筆者が、授賞式後に行われる晩餐会について解説してみたい。 ノーベル賞晩餐会は、...
リチウム・イオン電池開発の功績により今年度のノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェロー、名城大学教授・吉野彰氏が参加する授賞式が12月10日、スウェーデンのストックホルムで催される。 今回は、現地を何度が訪れたことのある筆者が、授賞式後に行われる晩餐会について解説してみたい。 ノーベル賞晩餐会は、...
メディアに現れる生物科学用語を生物学者の福岡伸一が毎回ひとつ取り上げ、その意味や背景を解説していきます。* * * 今年のノーベル賞発表が終わった。総括してみよう。 まず自己総括すると、わたしの予想(ゲノム編集技術)はあっけなくハズレ。医学生理学賞は細胞の酸素センサー機構の解明、物理学賞は宇宙...
2018年も様々な人たちが活躍し、たたえられる年になりそうだ。中でも注目は毎年秋に発表されるノーベル賞。14年から3年連続で日本人が取っていたが、昨年は残念ながら受賞者は出なかった。とはいえ世界的に注目される研究者は多く、今年は再び取る可能性が高い。自然科学系の候補者について、毎年ノーベル賞に関す...
今年のノーベル平和賞に選ばれた「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)。受賞理由は、7月7日に国連の場で122カ国の賛成で採択された初の「核兵器禁止条約」づくりへの貢献である。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲...
5日にノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人作家のカズオ・イシグロさん。「AERA English」2011年6月号に、幼い頃の思い出や文学体験、自らの小説の登場人物について語っていた。当時のインタビューを再録する。* * *――あなたは5歳でイギリスに移住されました。その頃読んで、英語やイギ...
12月10日に授賞式が行われるノーベル賞。ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典さんが解き明かした「謎」とは? 毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、朝日新聞編集委員・上田俊英さんの解説を紹介しよう。* ...
ノーベル文学賞がボブ・ディラン(75)に授与されると決まった。歌手の文学賞受賞は、115年の歴史上で初めてのことだ。 日本の音楽家らに大きな影響を与えたディラン。『YAWARA!』『20世紀少年』などのヒット作で知られる漫画家の浦沢直樹さん(56)も、心酔する一人だ。4月の日本ツアーの6公演に足を...
今年のノーベル医学生理学賞が、大隅良典・東京工業大学栄誉教授(71)に決まった。喜びの声とともに、大隅さんが訴えたことがある。「研究生活に入ってから、ノーベル賞は私の意識のまったく外にありました」 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった10月3日の記者会見で、大隅良典さんはこう話した。●賞には無関心...
2016年のノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さん。実は、9月に出版された本『池上彰が聞いてわかった生命のしくみ――東工大で生命科学を学ぶ』(東京工業大学の生物学教授・岩﨑博史さんと田口英樹さんの共著)の中で、池上彰さんと対談しています。 大隅先生から直接、オートファジーや老化のしくみについ...
東京大学教授で国立がん研究センター研究所長を兼ねる間野博行氏は、医師になって初めて診た患者が忘れられない。 薬が効きにくいことが予想された白血病なので、大量の抗がん剤を投与。その後、死亡した。遺体を解剖して調べると、死因は白血病そのものでなく、薬の副作用による免疫不全──1984年のことだった。「...