コロナ禍「夏の贈り物」8選 カレー、ブリュレに“泡”も!
週刊朝日お世話になった方にあいさつにうかがったり、帰省をして親と歓談したりするのが難しい、コロナ禍の夏。会えないからこそ、素晴らしい贈り物で気持ちを伝えたい。そんなときにぴったりな8品をご紹介します。■菓匠 菊家 水ようかん自称「水羊羹評論家」の向田邦子さんが足繁く通った菊家の逸品。口に含むと上品な小豆の...
お世話になった方にあいさつにうかがったり、帰省をして親と歓談したりするのが難しい、コロナ禍の夏。会えないからこそ、素晴らしい贈り物で気持ちを伝えたい。そんなときにぴったりな8品をご紹介します。■菓匠 菊家 水ようかん自称「水羊羹評論家」の向田邦子さんが足繁く通った菊家の逸品。口に含むと上品な小豆の...
暑い日が続くと、毎日の炊事で火を使うのがおっくうになってきます。火を使わず調理したいものですが、そうなると料理のバリエーションも限られてきます。簡単レシピの草分け的存在、料理研究家の浜内千波さんは著書『炊飯ジャーでおかず革命』(双葉社)で、保温スイッチを押すだけで料理ができる“炊飯ジャ...
昆虫食は近所のスーパーで手軽に買える時代に――。ライン生産されたコオロギスナックがいま、大人気。うそのような本当の話だが、その人気の秘密を探るべく、記者も食べてみた。そこから見えた「深淵なコオロギの世界」とは……。* * * 7月のある日、上司から珍妙な差し入れを頂...
今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は鎌倉市由比ガ浜の鰻屋「つるや」。* * * 身は格段に柔らかい。タレはサラサラとしていて、しょっぱくもなければ、甘さも控えめ。実に品の良い鰻だ。 3代目店主の河合吉英さんが、笑いながら語る。「うちのお客さんは、文化人が多かったからね。初代...
今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は神田神保町の老舗中華料理店「揚子江菜館」。* * * 1906年創業の「揚子江菜館」。神田神保町でもっとも歴史ある上海料理の店だ。池波正太郎は、仕事場の山の上ホテルからたびたび訪れ贔屓(ひいき)にした。「初代が店を開いた明治後期の神田は、...
今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は有楽町の東京交通会館にあるとんかつ店「あけぼの」。* * * かつて有楽町駅の東側には飲み屋や食堂が軒を連ねる「すし屋横丁」という場所があった。「あけぼの」はこの一角で1962年に店を構えた。 東京オリンピックが開催され、すし屋横丁を含む...
旅情をそそる駅弁を、お取り寄せして自宅で味わう──。そんな楽しみ方がいま、じわじわと広がっている。背景には、コロナ禍で直面した苦境と、それを乗り越えようとする駅弁各社の奮闘があった。AERA2020年7月6日号から。* * * 箱いっぱいに広がる海の幸に山の幸。鉄道旅のお供として親しまれてきた...
新型コロナウイルスの影響による鉄道利用客の減少に伴い、駅構内で販売する駅弁屋の売り上げが大幅に落ち込む中、各社は通販に力を入れ始めている。お取り寄せした駅弁を自宅で食べることで新たな発見も。AERA2020年7月6日号から。* * * 牛の顔をかたどったふたを開けると童謡「故郷(ふるさと)」の...
今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は日比谷公園内の老舗洋食店「日比谷松本楼」。* * * 1903年、日本最初の西洋式公園として日比谷公園が造られた。同時に、園内に立つ日比谷松本楼も開業した。4代目社長の小坂文乃さんが説明する。「公園の設計段階から、園内には三つの洋=西洋植...
今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は上野の喫茶店「ギャラン」。* * * 店に入るとピンク・レディーの「UFO」が軽快に耳に飛び込んできた。奇しくもこのヒット曲がリリースされた1977年、上野にコーヒーショップ「ギャラン」がオープン。店名は初代オーナーの愛車にちなんで名付け...