横尾忠則「タマに心を読みつくされていた」 今も夢でつながる最愛の猫
週刊朝日美術家の横尾忠則さんがかつて飼っていた猫「タマ」との思い出を寄稿してくれた。* * *「タマ」なんてありふれた名前だけど、裏庭から這入って来て間もなくした頃、お腹が大きくなった。まるで卵が入っているように。だから「タマゴ」と名付けたら、しばらくして分ったのはわが家で食べ過ぎた結果だったので「ゴ...
美術家の横尾忠則さんがかつて飼っていた猫「タマ」との思い出を寄稿してくれた。* * *「タマ」なんてありふれた名前だけど、裏庭から這入って来て間もなくした頃、お腹が大きくなった。まるで卵が入っているように。だから「タマゴ」と名付けたら、しばらくして分ったのはわが家で食べ過ぎた結果だったので「ゴ...
水中写真家・古見きゅうさんの作品展「JAPAN’S SEA」が7月29日から東京・品川のキヤノンギャラリー Sで開催される。 古見さんは毎年10~20回も海外取材に出かける一方で、「日本の海をずっと撮り続けてきた」。 特に海外のダイバー仲間たちから「日本の海ってどうなの?」とたずねられ...
私はマンボウ類に魅入られて沼から抜け出せない在野研究者である。 前回、「コロナ禍で臨時休館した水族館の“マンボウMola mola”の様子」を取り上げ、少なくとも取材した水族館の“マンボウ”は開館時も休館時も特に大きな行動変化はなかったことを報告した...
私はマンボウ研究で飯を食うことに異常な執着心がある愚かなポスドクである。前回、「かつて江の島水族館にあったホルマリン漬け巨大マンボウ標本は、実はウシマンボウMola alexandriniだった」という記事を書き、当時現物を見た記憶のある読者からは「怖かった」という感想を多数いただいた。どんな形で...
私はマンボウだけを研究して飯を食いたい。そのためには、もっとマンボウの魅力を多くの人に知ってもらい、マンボウ需要を高める必要がある! 前回、「新種カクレマンボウMola tectaを知る人が日本でほとんどいない!」と記事を書き、Twitterで嘆きのツイートをしたところ、なぜかファイナルファンタジ...
動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、チェコのクトナー・ホラの「世界遺産の街の看板猫」です。* * * 中世、ボヘミア第2の都市として栄えたクトナー・ホラ。1995年、世界遺産に登録された。街の観光名所、聖バルバラ教会に続く石...