今週の「週刊朝日」は現役世代とシニア世代の価値観のずれを大特集。子世帯と“孫育て”でもめない方法、マンション建て替えに立ちふさがる世代間の「合意形成」問題などにせまりました。表紙とカラーグラビアには、公開中の映画「ハウ」に出演し、心優しい犬ハウと息ぴったりの演技を見せた田中圭さんが登場。人をすぐ信じてしまうという“犬”タイプの性格や日頃感じる“癒やし”についてじっくり語ってくれました。他にも、池井戸潤さんと三木孝治監督が語る映画「アキラとあきら」、薄毛でもかっこよくなるテクニックの解説など、盛りだくさんのラインナップでお届けします。

「よかれと思ってやったのに」「こんなはずじゃなかった」。共働きの子ども夫婦のために“孫育て”を買って出たら、最初は週1~2回の保育園のお迎えが気づけば毎日に……。完全にあてにされてしまい、負担増に疲れがたまるシニアも少なくないのでは? しかも家族間だからこそ言いにくく、モヤモヤが募ると関係がギクシャクしてしまいます。シニア世代も現役世代もお互いにもめなくてすむ「孫育てでもめない心得」と「祖父母とのつきあい方」それぞれ10カ条を紹介します。

そのほか注目のコンテンツは…

・高齢マンション「世代間格差問題」 
「資産価値を維持したい現役世代」VS「住めればいい高齢世代」。分譲マンションを巡ってこんな対立が起きるケースが増えています。マンションも築年数を重ねるほど「建て替え」や「解体」といった処分の問題が出てきますが、区分所有者の年齢がばらばらなほど、合意形成ができずに立ちゆかなくなる場合が多いようです。立ちゆかなくなる前に備えておくことは? 詳細を解説します。

・表紙&カラーグラビアに田中圭さん「僕は人をすぐ信じる。駆け引きもできない」
屈託のない笑顔が“ワンコ系男子”と評される田中圭さん。映画「ハウ」では人生に不器用な青年・民夫を演じ、保護犬のハウとのシーンでは芝居を忘れることもあったとか。そんな田中さんはなぜか小さい頃から犬に好かれるそう。いずれ家族で犬を飼って「自分たちの散歩につきあってもらうのもいいね」と夢を語ってくれました。また、憧れている人がやっていることは吸収したいという田中さんが、岡田准一さんに倣って始めたという筋トレについても明かしています。ハウ役の大型犬ベックとの写真に癒やされるカラーグラビアもお楽しみください。

・映画「アキラとあきら」池井戸潤(原作)×三木孝治(監督)特別対談
人気作家・池井戸潤さんが原作の映画「アキラとあきら」が26日に公開されます。監督は恋愛映画の巨匠との呼び声も高い三木孝治さん。「主人公2人の魅力を引き出す撮影テクが、とにかく素晴らしかった」と池井戸さん。三木さんは「勧善懲悪のカタルシスとは違う、別のカタルシスが感じられる作品」といいます。初めてタッグを組んだ2人の対談に要注目!

・“薄毛ダンディー”になる
若い頃はあんなにふさふさしていたのに、いまは鏡を見るのもイヤ。髪に悩む男性は多いですが、薄毛でも目立たない人やかっこいい人はたくさんいます。実はかっこよくなる「魔法のルール」があるんです。M字、O字、U字の各タイプ別に解説し、“薄毛ダンディー”になる技を伝授します。

週刊朝日2022年9月2日号
発売日:2022年8月23日(火曜日)
特別定価:440円(本体400円+税10%)