2月7日発売のAERA 2月14日号は巻頭で、「自宅療養“体験的”マニュアル」を緊急特集。新型コロナウイルスに感染した夫と同居を続けながら、自身は家庭内感染を免れたライターが取材・執筆を担当。自身の体験を踏まえた実践的マニュアルとなっています。この号の表紙には、モデルとして活躍し、映画「牛首村」で俳優としてもデビューするKoki,さんが登場します。3ページにわたるカラーグラビア&インタビューも含め、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が撮影しました。大好評の月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、平間至さんにポートレートのライティングを学びます。

AERA2月14日号※アマゾンで予約受付中
AERA2月14日号
※アマゾンで予約受付中

 新型コロナウイルスの新規感染者数が連日過去最多を更新する中、自宅療養を余儀なくされる人が増えています。感染力の高いオミクロン株の蔓延で、いつ誰が感染してもおかしくない状況。感染への備えは文字どおり「待ったなし」です。そこでAERAは「自宅療養“体験的”マニュアル」を緊急特集。夫が感染したものの、徹底した対策で自身への家庭内感染を防いだライターが執筆した記事は、いますぐ準備を始められる実践的なものとなっています。

「陽性」を伝える電話を受けてから夫が帰宅するまでの10分間に彼女がしたことは、夫は寝室、自分はリビングと居住スペースを分け、寝室にマスク、ゴミ袋、除菌グッズ、手袋、タオルや着替えなどを用意すること。これができたのは、事前に感染対策のための「買い置き」をしていたからです。もちろん、ネットスーパーなどに注文すれば翌日には届くことも多いのですが、感染リスクは必要な物資の到着を待ってはくれません。専門家のアドバイスも可能な限り収録。感染前の備えから、自宅療養を少しでも快適にするためのノウハウ、家庭内感染対策までを網羅しました。

 この号の表紙には、モデルとして活躍し、2月18日公開の映画「牛首村」に主演、俳優としてもデビューするKoki,さんが登場します。カッコよさとあどけなさが同居する不思議な存在感をまとってスタジオに現れたKoki,さん。モデルと俳優、大きな違いは「演じる役に名前があること」だと話します。名前があることで、家族や友達、どう育ってきたかといった「背景」が生まれる、と。この感性をはぐくんだのは、家族と過ごした時間。両親の背中を見て育ったこと、家族で映画を見る時間が好きだったことなども率直に語っています。

 月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、今回、ポートレートのライティングを学びます。前回のレッスンでは、平間至さんと「楽器を使った撮り方」に挑戦。タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」シリーズの撮影を長年手がけてきた平間さんだからこそ、ここでも「うお、タワレコのポスターや!」な写真が生まれました。その写真が、「なんか、パキッとしているのは、照明かな?って」と向井さんも感じた、平間さんのライティングの秘密を教わります。

 向井さんも「ミュージシャン向井誕生やな!」と喜んだ、前回のかっこいい写真は、「壁バン」と呼ばれるライティングで撮影したという平間さん。今回は、ライティングによる違いを見るために、その「壁バン」と、一般的な「ソフトボックス」と呼ばれる機材を使って、向井さんを被写体に撮り比べました。「ほぼほぼおんなじポーズにしてもらったほうが、光質の違いがわかるかな」と言う平間さんに、「承知しました! おれはこのポーズから動かん!」と応じる向井さん。実際に2種類の写真を見比べると、照明によって雰囲気が変わることがはっきりわかります。向井さんに合うのはいったいどちらか、“師弟”の楽しい意見のやりとりが繰り広げられました。

 自分でも背景紙やソフトボックスを使った撮影に挑戦している向井さんの口からは、次々に質問も飛び出しました。部屋の広さに合う照明はどちらか、壁や背景紙の色による違いはあるか――「おれもほしいな!」と向井さんが言った、平間さん愛用のライティング機材についても詳しく教えてもらっています。ご自身が「……かっこいい」と吐息のようにつぶやいた被写体としての向井さんの写真や、「きゅーてぃこー!」「今度ちょっと真似してみよ!」と向井さんが叫んだ平間さんのポーズと併せて、ぜひお楽しみください。

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 などの記事を掲載しています。


AERA(アエラ)2022年2月14日号
定価:440円(本体400円+税10%)
発売日:2022年2月7日(月曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09PP5KVZM