週刊朝日7/2号 表紙はソン・ジュンギさん※アマゾンで予約受付中
週刊朝日7/2号 表紙はソン・ジュンギさん
※アマゾンで予約受付中

 表紙とカラーグラビアには、今年Netflix配信の韓国ドラマで最大のヒット作との呼び声が高い「ヴィンチェンツォ」で主役を務めるソン・ジュンギが初登場。アジアで大ヒットを記録した韓国ドラマ「太陽の末裔」(2016年)でも知られる35歳は、今回は新境地となるダークヒーローに挑戦。新たな“沼”にハマる人が続出しそうなその魅力に、カメラが迫りました。役者人生の転機となった今作とどう向き合ったのか、インタビューもお楽しみいただけます。その他、コロナ後の変化に完全対応した「死後の手続き」2021年版、接種は“上級国民”から? との疑念を招きかねない「ワクチン格差」問題、ちょっとだけ気の早い「おめでとう阪神」と、密度の濃い特集が盛りだくさん。作家・林真理子さんの対談ページには田原俊彦さんが登場。還暦を迎えても変わらぬハイテンショントークを繰り広げていただきました。

 Netflixのランキング上位を維持し、ポスト「愛の不時着」とも評価される韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」。今年2月に配信が開始されて以来、斬新な設定とさまざまな要素が絶妙にミックスされた魅力で、ハマる人が続出しています。作品名のヴィンチェンツォは、主人公の名前。韓国生まれのイタリア育ち、今はイタリア・マフィアの顧問弁護士(コンシリエーレ)という立場で、法で裁けない相手に対してマフィア流のやり方で悪に立ち向かっていくというストーリーです。本作がヒット作となったのはなぜなのか。また、抜群の存在感を示す主演のソン・ジュンギの魅力とは。本作にハマった一人だという歌人の俵万智さんや、韓流ドラマや華流ドラマに詳しいライターの小田香さんとともに読み解いていきます。ソン・ジュンギさんと作品の名場面を集めた巻頭グラビアと併せて読めば、あなたはもう、“沼”に足を踏み入れているかも……。

 その他の注目コンテンツは、

●コロナで変わった! どこより新しい「死後の手続き」2021年決定版

身近な人の死は、いつかみな経験するもの。亡くなった後の短い間にも、やるべきことは次々に押し寄せてきます。それは、コロナ禍の今でも変わりありません。感染のリスクを抑えながら、確実に手続きを進める必要があります。死亡届や、火葬許可証は? 相続税の申告・納付はどうすればいい? 各種申請書や住民表、戸籍謄本などを、役所の窓口に行かずに取得する方法は? ……「いざ」という時に必要な情報をひとまとめにしました。

●五輪を楽しめるのは“上級国民”だけ? 「ワクチン格差」が始まった。

6月20日に沖縄を除く9都道府県で緊急事態宣言が解除されましたが、飲食店での酒類の提供は7時までとされるなど、まだまだ日常は戻りそうにありません。そんな中、頼みの綱のワクチン接種の順番をめぐり「格差」が生じつつあります。東京五輪関係者や、「職域接種」の恩恵を受けられる大企業社員などがいち早く接種を終える一方、大きな負担を強いられてきた飲食店関係者やエッセンシャルワーカーは後回しにされる状況に。感染拡大が懸念される東京五輪の開催が迫る中、様々な問題が浮かび上がってきました。

●ちょっと早いけど「おめでとう阪神!」 夏を前にVへ一直線の理由とは

6月18日時点で2位ヤクルトとのゲーム差7と、セ・リーグ首位を独走する阪神。東京五輪の侍ジャパンの代表メンバーが発表された16日、球団周辺からは「これで優勝、いけるんちゃうか」という声が漏れ聞こえてきました。とはいえ、五輪イヤーの今年。北京五輪があった2008年のまさかの失速を思い出してしまう阪神ファンも多いのでは。“五輪の呪縛”を乗り越えることはできるのか。今年の虎は何が違うのか。徹底取材しました。

●カンレキでなお絶好調! 田原俊彦さん「それでも主役じゃないとやりづらい」

歌手の田原俊彦さんが、作家・林真理子さんの名物対談企画「マリコのゲストコレクション」に初登場。三十数年前に雑誌の企画で対談して以来の再会という二人。実は同郷(山梨県)ということもあり、たちまち意気投合。田原さんは、「『主役じゃないとやんない』とか言っちゃって、『いい加減にしろ、おまえは』って言われるけど、それでも主役じゃないとやりづらい」と、持論を語りました。ちょっとオーバーヒート気味の、最高にハッピーな対談をお届けします。

週刊朝日 2021年 7/2号
発売日:2021年6月22日(火曜日)
定価:440円(本体400円+税10%)

※アマゾンで予約受付中!